1on1ミーティングがうまくいかない時の現実的な対処法~企業向けワークショップの現場から
今日はある企業向けに、社内コミュニケーションをテーマに講演&ワークショップを行いました。
その中で、(上司と部下との)「1on1ミーティング」について次のようなやりとりがありました。
「つい、自分の古い価値基準での「べき論」をメンバーに押し付けてしまうことがある……どうしたらよいか?」(byマネージャ)
「上司に押し切られそうで、なかなか意見を言えない……どうしたらよいか?」(byメンバー)
対策:3人でミーティングする(1人はファシリテータ役。外部ファシリテータに入ってもらうのもあり)
古い価値観を捨てられないマネージャ、傾聴できないマネージャに問題ありという意見もあるでしょう。私もそう思います。
とはいえ、人はそう簡単に変われないもの。
パワハラ気質、マウンティング気質がポロっと出てしまう人もいます。
その「人間ゆえの弱さ」に真摯に向き合い、仕組みや仕掛けで何とかすることもマネジメントです。
その意味で、この策も立派なマネジメントと私は考えます。
▼本日の講演&ワークショップで使った書籍3作品