お弁当やパンが買える「道の駅」の価値
とりわけ「ワーケーション」で関係人口を増やそうとしている地域の人は是非読んで欲しいです。
道の駅や観光地のドライブイン(もはや死語!?)。
お弁当やおむすびやパンを売ってくれているところは、本当にありがたい。
なぜって、お昼ご飯を食べる時間が節約できるから!
最近の道の駅やドライブインは、地の食材を使った凝った料理を出してくれるレストランも増えてきました。それはよいのですが、人気のお店ともなると昼前から長蛇の列。
昼食待ちのロスタイム。その食事を目当てで来ている人はさておき、その先の観光地で時間を使いたい人、ワーケーションなど仕事を目的として来ている旅行者には悩ましいです。
食事の待ち時間は何も生みません。ただ立たされるだけ。
「さわやか」(静岡県内で展開しているハンバーグチェーン)のように、待ちの組数とおおよその待ち時間をモバイルで知ることができ、呼び出ししてくれるシステムがあるならまだ良いです。クルマや近場で、他のことをしながら待つことができますから。
「さわやか」のようなシステムがあったとしても、その先に進めないことには変わりありません。
では、ピーク時間帯をずらして食事すればよいかというと、そうもいきません。観光地のレストランなどは、14時で閉店してしまったりします。
(いわゆる「14時の壁(ニジカベ)」のトラップ。ニジカベ問題については、新刊『新時代を生き抜く越境思考』でもじっくりたっぷり。。。)
その点、お弁当やおむすびやパンを売ってくれている道の駅、ものすごくありがたいです!「わかっていらっしゃる」って思います。
・待ち時間ナシで、昼食をとることができる
・なんなら、移動しながら食事できる
(=待ち時間のみならず食事時間の節約にもなる)
そもそも、道の駅を利用する人はほぼ全員クルマで来ている訳で、クルマという居場所があるのです。わざわざ列を作らせて待たせなくても、急ぎたい旅行者はクルマで食事してもらえばよいのです。
また、これはワーケーション実践者としての個人的な要望でもあるのですが、
昼ご飯は軽めの選択肢があったほうがありがたい
とりわけ宿泊を伴うワーケーション(に限らずフツウの旅行もそうですが)の場合、夕食とその翌朝の朝食は宿でそれなりのボリュームの料理が振るまわれます。
そう考えると、昼ご飯はむしろ「軽めでクイックに」が望ましかったりします。
ボリュームのある食事を毎食採っていたら、胃や体が重たくなって仕事に支障をきたしますし(ワーケーションの場合)、健康の面でも不安になります。
私が最近利用した道の駅では、「道の駅したら」「道の駅どんぐりの里いなぶ」(ともに愛知県)「道の駅上矢作ラ・フォーレ福寿の里」(岐阜県)など、美味しいお弁当やパンを買うことができてとてもありがたかったです。
こういう道の駅やドライブインが増えてほしいです。
……と、このような提言は新刊『新時代を生き抜く越境思考』でもたんまり解説していますので、よろしければ参照なさってください。
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