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ぶっちゃけオンラインは疲れる。だからこそ……
今日は12月27日。
いままでは、年末最終週は日本の企業は「挨拶回り」「仕事納め」「忘年会」ムード一色。私も仕事の予定はスカスカだったのですが、去年から様子が変わってきました。
(これまたぶっちゃけ、企業は年度単位で動いているのになぜ年末にわざわざ挨拶回りとか、仕事納めとかするのかめちゃくちゃ謎なのですが)
対企業のミーティング、取材対応、企画検討など、朝から晩までガチな仕事のスケジュールでびっしり! すべてオンライン。
お陰で12月の売り上げ金額が例年になく伸びており、ありがたいといえばありがたい限りです。
本来業務や本来価値創出にフルコミットできる社会って、素敵!
一方、12月に限らずオンラインワークは正直とても疲れます。
それもそのはず。
ともすれば間断なく、仕事のスケジュールを入れることが出来ますから。
一日が終わるとヘトヘト。
画面や音声への集中も相当なもので、油断すると頭や眼が痛くなったりします。
だからといって、「出社スタイルに戻そう」「対面の仕事のやり方に戻そう」
それは違うと思うのです。
出社や対面で仕事をするための移動時間、コスト、労力はやはり無駄です。
それがなくなることにより、密度濃く仕事が出来ている訳ですし、正しく活用すればオンラインで仕事の生産性は間違いなく上がります。
また、個人的にとりわけ都市部の満員電車、どころか満席電車にお金を払うのが気が進まない。その意味でもどうせならITや通信にお金を落としたいと思ってしまうのです。
(お金を取る以上、せめて人権ある安全な移動空間(着席環境)は用意していただきたいと、サービス提供者に対して思ってしまいます)
・オンラインワークで集中力も生産性もあがる
・とはいえ疲れる
これを発展的に解消するためには……
(1)週5日×8時間も働かなくても良い働き方を実践する
(2)ワーケーションなど、景色の変化やリフレッシュを取り入れる
私はこの2つかなと思って、実践し始めています。
(1)については、既に週5日×8時間+α(出勤時間、移動時間など)で仕事をしていた頃よりも明らかに仕事(本来業務)の密度が濃くなっている訳で、以前より「稼ぐ力」は高まっているはずなのです。
あとは、間接業務や事務作業を極限まで減らす。仕事を受けすぎない。高単価にシフトする。この3つでしょうか。
(とはいえ、ついつい仕事を受けすぎてしまう悪いクセが出てしまうのですが……)
これは個人でも組織でもできる取り組みです。
最近私が積極的に実行しているのが、仕事の合間に昼寝をする。
頭や眼の疲れをとることが出来ますし、オンラインワークが進んだためミーティング直後に横になることも可能。
これだけ集中して今まで以上に働いて成果出しているのだから、昼寝くらいしたってバチはあたらないでしょう。むしろ、オンラインで成果を出すために必要なセルフマネジメントですよ。
オンラインワークは疲れる。ただし、こなせる仕事量は増える。
そのことを念頭に置いて、リフレッシュメントも仕事として正しく許容していきましょう。
ワーケーションも積極的に活用していきたいですね。
ぶっちゃけ、ワーケーションはそうでもしないと旅行なんてしているヒマがない、密度濃く働いている人たちのための、リフレッシュの選択肢・リフレッシュの権利だと私は思っています。
景色を変えることにより、集中力が高まったり、新たな発想が生まれる効果もあります。
「景色を変えたいなら、出社すればいいじゃないか」
いやいや。出社が苦にならない人なら良いですが、前述の通り、都市部のオフィスやクライアント先に行くための交通手段が人間の体力と気力をムダに削る(せめて座席はきちんと提供してくれ(繰り返し主張))。
ワーケーションは、その意味でも健全な「景色を変える」選択肢になり得ます。
オンラインワークは疲れる→だから出社・対面型に戻そう!
それでは何の進化もありません。
新しい働き方に正しく向き合い、問題や課題は仕組み・仕掛け・工夫で解決していきましょう。
▼書籍『バリューサイクル・マネジメント』
~週5日×8時間も働かなくても良い働き方の作り方
▼書籍『どこでも成果を出す技術』
▼オンラインサービス「沢渡あまねマネジメントクラブ」
アップデートし続けたいビジネスパーソンのためのオンラインサロン。沢渡あまねが、ダム際などから皆さんのお悩み、ご質問にお応えするコーナーもあり!
▼企業・行政向け変革推進者越境学習サービス『組織変革Lab』