「ワーケーション」についてズバリもの申したい!
ワーケーション。ワーク+バケーション。
私も仕事の成果(短期・中長期それぞれ)を出すための業務プロセスとして日常的に実践している、テレワーク/リモートワークの発展形の働き方。
全国の自治体や観光業も、関係人口増と地域経済活性を目的としてワーケーションを積極的に掲げ始めていますが……
ええ……率直に申し上げます!
ワーケーションに適する環境や場所がまだまだ少ない!
このnoteの記事やTwitterでもたびたび、新刊『新時代を生き抜く越境思考』ではたっぷり&みっちり綴りましたが、
行政がワーケーションを、宿泊施設・飲食店がワーケーションプランを謡っているにもかかわらず……
・ワークできるスペースや個室がない!
・あっても観光客やレジャー客と混在で落ち着かない(煩い)!
・あっても16時や17時で追い出されるorz
・電源やWiFiがない!
・宿は10時チェックアウト。その後の居場所がないorz
・油断するとすぐ食事難民になるorz
・ツアーはアクティビティ盛り込みすぎで、ワークに集中できない(かつ遊んでいると思われて心外)!
・宿の食事が連日ボリュームありすぎて、むしろ仕事の効率が落ちるorz
(そして身体の健康が気になる)
……まだまだありますが、続きは『新時代を生き抜く思考』で解決のための提案とともにじっくり。
とまあ、挙げればきりがありませんが正直「わかっていない!」ってもどかしく思うのです。
あくまでワーケーションで集客したいのならばですが、いままでの観光地や観光業の常識を捨て、ワーク主軸の考え方でサービスを再設計する必要があると感じています。
以下の関連記事も読んでみてください。
▼関連記事:ワーケーションは観光業主軸で企画するとうまくいかない
私の居る浜松市も関係人口増に力を入れており、市街地にはだいぶワーキングに適する場所が増えてきました。素晴らしいです。
一方、郊外はまだまだです。
浜名湖、天竜川沿いのダムや森林、舘山寺温泉、などせっかく風光明媚なワーケーションに適するスポットがたくさんあるのに。そして、ワーケーションを謡う施設も増えてきたのですが……
申し訳ないですが、浜松の郊外で自信をもってオススメできるワーケーションスポットに私はまだ巡り合えていません(きっぱり)。
ああ、もどかしい! せっかく浜松に来てくれる専門家やビジネスパーソンも増えてきたのに。
「自然に囲まれた環境で、自分のペースで思いきりワークしたい!」
「チェックアウト時間とか閉店時間とか気にせず、仕事にひたすら集中したい!(特に構想や執筆仕事がノッてきたときに追い出されるのは致命的)」
そんな心の叫びを抱え続ける日々(苦笑)
……と、ある時私はふと思いました。
・文句ばかり言っていても、建設的ではない。
・地域の環境もすぐには変わらない。
だったら……
「自分でワーケーションスポットを創ってしまえばええやん!」
……という訳で、
沢渡あまね、マイ・ワーケーションスポット創っちゃいました!
『三ヶ日ワーケーションオフィス』 by あまねキャリア株式会社
2022年4月1日開設します!
古民家リノベならぬ、古リゾートマンションリノベのオフィス。
コワーキングスペースのようにオープンな形で開放することはできないのですが、自社オフィスとして沢渡のクライアント・ビジネスパートナー・メディア(取材対応や対談)の皆様とのミーティングやディスカッションをする場として使っていきたいと思います。
もちろん、私自身の創作の場としても。
「三ヶ日ってどこ?」「なぜ、三ヶ日?」など、続きはこのブログで引き続き発信していきます!
はたらく景色を変えていきましょう!
▼新刊『新時代を生き抜く越境思考』
▼おすすめ書籍『越境学習入門』
▼書籍『バリューサイクル・マネジメント』
~新しい時代へアップデートし続ける仕組みの作り方
▼『沢渡あまねマネジメントクラブ』
~半径5m以内からの景色の変え方を大いに語ろう!
▼企業・行政向け越境学習プログラム『組織変革Lab』