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アンナプルナサーキット⑪~トロンパス越え!!~2024.5.28
いよいよトロンパス越えの日。
行動時間が長いからいつもより早く出ようと言って6:30に朝食を予約。
みんないるかなーと思って食堂に行くと、ほとんどの人はもう出発していた。
結局、朝食を食べて出発できたのは最後から2番目。みんな早いのね。
昨日の天気とは打って変わり、ガスに包まれて何も見えない。
最終日は晴れてほしかった。
もうトロンハイキャンプまで来たので、トロンパスまでは標高差500mほどの緩やかな登り
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この標高まで来ると、きついというか体が動かない。
一度息を切らしてしまうと呼吸が整うまでに時間がかかりすぎるので、息を切らさないようにゆっくりゆっくり歩を進める。
標高5000mを越えると植生も乏しく、わずかに鳥がいるだけ。
岩だけの茶色い世界を進んで行く。
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出発してから2時間半。
雲が切れてきて周りの山が見えてきたころ、トロンパスに到着。
先に宿を出発したトレッカーの姿も見える。
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トレッキングでは似たような日程で歩くことが多く、なんとなくみんな顔見知り。英語が得意じゃないのであまりコミュニケーションを取ってなかったが、ここばかりはお互いに祝福しあう。
看板に結ばれた無数のタルチョがヒマラヤの青い空に映えていた。
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歩き始めて8日目。
雨季の始まりなので天気が心配でしたが、結局雨に降られることも無くここまで来れました。
朝のガスも嘘のように無くなり、両側には険しい山が聳え立ち、足元には雲海が広がっている。
看板にはSEE YOU AGAINの文字。
また来られるなら来たいけど、それはいつになることか。
今ここの景色をしっかり堪能しておく。
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まだここで終わりではなく、今日はここから1700m降りなきゃいけない。
目指すはヒンドゥー教と仏教の聖地ムクティナート。
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途中からは雲の中に入ってしまい視界無し
道ははっきりしているので問題なく進める
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前を歩いて道案内してくれた犬。お礼に干しブドウあげたけど食べてもらえず。
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景色がガラッと変わって砂漠のような景色に。
遠くには雪を被った山も見える。
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道はだんだんとなだらかになっていき、時折寺院などの人工物も見えてくる。そこまで歩くとムクティナートの街が見えてきた。
高い建物も見えるし、結構都会なのかも。。。
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2つの宗教の聖地とされているからか、街の上にある岩にものすごい数のタルチョ。ここまであると神々しさを感じる。
やはりどうやって付けたのかわからない。
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街の中は舗装こそされていないものの新しい建物が多い。
ネパール各地やインドからの観光客で溢れかえっており、その観光客目当ての露店も多い。
今までの静かな山とはすごいギャップだが、この賑やかさはちょっと嬉しい。
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目的の宿に到着し、祝福のビール。
トレッキングの最中は標高も値段も高かったので控えていた分、美味しさは格別でした。
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街を散歩していると宿で一緒だったガイドやトレッカーと会い、近くのボブマーリーホテルに泊まっているとのこと。
夜に宴会やるからおいでと誘われ、行く気満々だったが・・・
これまでの疲れが一気に出て夕方から夜まで二人で爆睡(笑)
目が覚めたころにはさすがに宴会も終わっているだろうという時間に。
残念だったがまぁしょうがない。
ムクティナートは仏教徒ヒンドゥー教の聖地としてこれまでも多くの観光客が来ていたらしいが、バスが通れる道が繋がったここ数年で一気に発展。
ここからポカラまでのバスも出ているので、ここでトレッキングを終えたり、次のポイントまでバスで移動する人もいるようだった。
僕たちは4年前の地球の歩き方を頼りに旅をしており、その情報では次のジョムソンからポカラ行きのバスに乗ることになっていた。
そのつもりで歩いていたので、ここで終わることもできるとわかってしまったが、そういう気持ちにはなれずジョムソンまで行くことに。
ただ、次に来ることがあればムクティナートで終了する計画を立てると思います。
というわけで次はいよいよトレッキング最終日です!
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