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8000layersを越えて出逢った인연(イニョン)

4月7日(日曜日)PAST LIVESを観に行った。この日はうまく言葉にできなかった。自分にとって意味のある映画だったから、ここに残しておきたい。

https://youtu.be/J5HeSC0XwVU?si=sV_YToTSH0s0PvkW






1度きりの人生の中の、自分の選択。
そのなかで選択しているようで惹きつけられた縁。
それが인연(イニョン)

時間の中で愛は変わっていくけれど満ちていく。
一緒になるのも離れていくのも運命。
純粋な気持ちがそこにあるのに、それぞれの時間やタイミング、場所が複雑にする。
切ないけれど、それが人生。
けれど愛にはそれを越える力がある。

大人になったからこそ愛せることもあって、
全ての縁を大切にできるんだと思った。この映画を見て、少し大人に近づけた気がする。(もうすぐ25歳)今は純粋な気持ちで、愛と向き合える(気がする)


Past Livesって、前世を意味するんだって。


馴染みのある仏教的な考え(信仰まではいかない)が共感できるポイントだった。
輪廻転生も、인연(イニョン)も信じている。
ノラもヘソンも(私も)。
だからこそ最後のシーンを見て 
2人は強い、と思った。
幼い少女のナヨンはもうそこにはいなくて
NYでタクシーを待つノラとヘソン、
2人だけの約束をしたんだと思う。



過去に自分を置いてきてもいい、今世で出逢えたのだから、来世への期待をしてもいい。誰も、自分も何もどんな選択も間違っていない。
また逢いたいと思える人に出会えている私の人生も幸せだなと思う。離れていても、ひとりじゃないって思える。引っ越して一人暮らしをしてとても実感した。



ナヨンのお母さんが渡米前に言った "失ってもまた新しく得るものがある"って言葉も忘れられなかった。
何かを辞めたり手放す事も、新しく始める事も自分の選択で、勇気のいること。それこそが自分を強くして次に繋がる。その先に巡り会えたこと、もの、ひとがあった。行き着くためにあった大事な道だと思う。いろんな関わりの中でそう感じる。





私はこの映画にラブストーリーさをあまり感じなかった。(ネトフリのデーモン思い出した)




私の인연(イニョン)で出逢った大切なひとに見てほしい、そして感想を聞きたくなるそんな映画だった。その人の生き方で見方が変わると思う。


行間や目線、間が繊細で
気持ちが純粋で、美しい
私の心に響いた映画だった。


この本、また読みたくなった。

https://www.amazon.co.jp/dp/4314011777?tag=note0e2a-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1




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