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好きな自分でいたら、相手に合わせて自分を消さなくなった

この間、久しぶりに知らない男性に話しかけられました。

道を尋ねられることはよくありますが、そうではなく、おしゃべりみたいなやつ。

髪を短くしてブリーチをしてからは初めてだったので、なんとなく自分の感じ方が変わったみたいです。


そういう人に遭遇すると、「この人はなにが目的なんだろう?」と考えつつ流します。相手の真意はわからないままですが、体感としては女の子っぽい格好をしているときの方が話しかけられやすい気がして。

「弱いと思われているのかな?」

とも感じるし、

「あなたがイメージするようなおしとやかな女性なんかじゃありませんけど」

と反発したくなる気持ちもあります。

うーん、世間的にいいとされている女性像を私が意識しすぎなのかな?SNSの発信や広告から、知らぬ間に「こうあるべき」を刷り込まれているのかもなぁ…


話が逸れちゃいました。

今回感じたのは、女性らしくない見た目の状態で話しかけられたから、今までとちょっと感じ方が違った、ということです。

どう違ったかというと、前ほど「女だから話しかけてきてるんだろ」と卑屈にならなくなりました。

卑屈という言葉じゃないような気もしますが、今まではなんとなく「けっ」という気持ちがありました。

下に見られている感があったのだと思います。


今回だって相手の真意はわからないし、髪色などが変わろうが体格は変わらないから、見る人によっては女であることに変わりはないのかもしれません。

でも自分の体感としては、間違いなく少し変わったなと思います。

あ、相手がどうか、というよりも、自分の心持ちが変わったのかも?

今まではどこか「相手が求める女性像からはみ出さないようにしなければ」と思いながら振る舞っていたけれど、今回は「自分は自分じゃ!」というスタンスでいられたような気がします。


周囲に求められていそうな自分を演じるのではなく、自分が望む自分でいることで、自分を消してまで相手に合わせる癖を弱めていけそうです。

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