酔っ払い、なんとか家に帰ってます~ウォール街の酔っぱらい ~つれズレ読書
どうも。
徒然なるままに更新。
今回読破したというより、以前ブログに書いた
「ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉~株式投資の不滅の真理」
~ バートン・マルキール著:井手 正介訳: 日本経済新聞出版社
の再掲です。
なぜ昔書いたブログ記事を再掲するかというと、最近我が家で起きた出来事から思い出したのです。
それは前週末、家人が新入社員の歓迎会があると言い残して家人の休日にもかかわらず、夕方に家を出ていきました。
まあ、飲みも仕事のうちですし、私も飲んで散々やらかてますから飲むことに否定的ではありませんが、ちょっとね。
家人が泥酔して午前様の帰宅。それに加えて、着ていった上着のコートがゲロまみれですよ。
これにかこつけてのブログ記事を紹介することに。
しかし、こんな状態でよくも帰宅できたこと。酔っぱらって千鳥足になるほど酒は飲んじゃいかん。←自戒も込めて(;^ω^))
同書が1999年に第7版の日本語訳が出版され時に購入しましたが、今まで読まずにピラミッドの山にうずもれていました。最近、たまたま本の整理中に発見してチラ見したところ、面白くなり読み始めてしまいました。読み進めている途中で、同書の最新版が第11版までになっていることを知り最新版を再度購入しました。
本書が言わんとすることは一つ。
1ページ目に書かれている
「個人投資家にとっては、個々の株式を売買したり、プロのファンドマネージャーが運用する投資信託に投資するよりも、ただインデックスファンドを買ってじっと持っておくほうが、はるかに良い結果を生む」
といこと。
ランダム・ウォークというのは
「物事の過去の動きからは、将来の動きや方向性を予想することは不可能である」
ということを意味する言葉です。
このことから有名な例え話で「目隠しをしたサルに、新聞の相場欄めがけてダーツを投げさせ、命中した銘柄でポートフォリオを組んでも、専門家が選んだポートフォリオと、さほど大差のない運用成果をあげられる」いわゆる”サルでもできる株式投資”が株価のランダムウォーク理論を強調しています。
日々株や先物取引でトレードしている身としては受け入れ難いことですが、私は「人間の心理状態で特有の動きが過去のチャートパターンと同じになることがある」という理由で
「長期の予想は難しいが、短期の動きで確率的優位に動く方向は予想できる」
と考えています。
酔っぱらって千鳥足で帰路途中の記憶が無くても、何とか自宅にたどり着き、朝起きたら布団の中って経験ありますよね?これと同じで株価も帰趨(帰巣)本能があり、株価の方向を予想できるのです!!ってなことは無いか(;^ω^)
ですが、テクニカル分析やプライスアクションを利用して取引している私が、なぜ株式の”ランダムウォーク”派の本を進めるのか?
それは、株にあまり関心が無い方や、ちょっと、「株は博打」と感じて敬遠している方、株を買って放っておく派の方などには、この本のまえがきに書かれている「ただインデックス・ファンドを買ってじっと持っている」戦略が最適と思うからです。
また、私は新成人には必読書に指定します。(20年近く前に買って読んでいないあなたには言われたくないって!?)
本書は約500ページの熱い(厚い)本で敬遠&題名からでは資産形成に役立つとはわかりづらそうです。
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