津田青楓さんの世界

鑑賞ファシリテーターの舟之川聖子さんとふらっとご一緒した、練馬区立美術館の津田青楓展。

聖子さんのレポートはこちらです

(画像は、聖子さんのブログより)

本日の投稿は、青楓さんの世界を体感した聖子さんのレポートを読んでの私の感想と青楓さんの世界を思い出している日記です。

聖子さんのレポート、感覚が言葉になって出てきたり、絵で表現できるところにも、しみじみ良いなぁーと思いました。
言葉を紡ぎ出す、その言葉選びにただただうっとりする。
もったいなくて、ゆっくりゆっくり読み進める。
リンクも一つ一つほどいて、ゆっくりと。
大事なものほど、ゆっくり読みたくて、少しずつ、少しずつ、読み進めました。

もちろん、聖子さんはプロなんだから当然といえば当然なんだけれど、

『津田青楓、なんという縦横無尽な人なのか。』

から始まり(青楓さん、本当に確かに縦横無尽な方!なんだけれど、こんなふうに表現するんだ!)

『一つひとつが新しく懐かしい。

躍動感。

思いがけなさ。

圧倒された。』

新しく懐かしい。
躍動感。
思いがけなさ。

→って!!!繰り返しただけだけど!

『小かと思えば、大

静かと思えば、動

明かと思えば、暗

淡いかと思えば、濃い

抽象かと思えば、具体』

ああ、本当にそうなんだ。
手に取るように、青楓さんの作品のとめどなさが、溢れる。

青楓さんを、『愛された人。』という。

本当にそうだと思う。
時代的にも残酷なことは山ほどあったことと思うけれど、愛された人。なのだと、思いました。

最後に聖子さんは『わたしにとって鑑賞は余暇の趣味や気晴らしなどではなく、生のために必需の行為。』

一緒に鑑賞した方の、時間差で感想を読めるのはとてもいい。
そのとき自分が感じたこと、そのとき相手が感じたこと、時間をおいて感じたこと、自分は感じなかったこと、そういったものを追体験できるのは、なんと贅沢なことか。

鑑賞は希望であると聖子さんが以前語ってくれた、その話にも通じる。「余裕のある人の趣味」"ではない"というはなしは、こちら↓

音声配信 鑑賞対話ファシリテーターという仕事
5. 小児医療の橋渡し役と語る| #note https://note.com/ama_kyo/n/nfe1b0e68a6d9

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