『わたしの宝物』5話〜宏樹よりの感想
みなさん、生きてますか?
シュラババーン!などと騒いでいた先週の私。
反撃版がはじまるのかと思いきや、あまりに無抵抗の宏樹さんの姿にひたすらに胸が苦しくて、張り裂けそうになりました。
修羅場と聞いていたからもっと励しく言い合ったりするのかと思ったら、宏樹さんはいつも通り振る舞おうとしていて、涙の理由を一生懸命誤魔化そうとして、そのまま美羽に何も言わず消えちゃうなんて…
こんな修羅場悲しすぎる。
想像と違いすぎるのよ。
あぁもう泣きそうになっちゃうから一回これ挟んでおきます。
シュラバーン!圭さんの口から出た時嬉しかったな。つい声に出してみたくなる日本語よね。
5話予告
この回は宏樹さんと美羽ちゃんが一緒に笑い合う唯一の回だった。
でもその笑顔の裏には苦しい嘘が隠れている事を知っているから胸が痛い。
おきあがりこぼしを落とした後の宏樹さんの落としちゃった〜 ホラー映像かと思うような音とは裏腹の優しくて可愛い声。
まるで素敵なパパ宏樹VS悲しい出来事のゴングのよう。
栞ちゃんに向けられる無垢な愛情が2回目以降ボディーブローのようにきいてくる。
思い起こせばこのドラマでは宏樹さんが栞ちゃんを抱くシーンの方が多かったのかもしれない。
おばあちゃんが家に来た時、泣いちゃう栞ちゃんにお腹すいちゃったのかな?って言う美羽ちゃん。
宏樹さんはさっき飲んだよねーってすぐにオムツ替えの用意をするのよ。
この一瞬で宏樹さんの日頃の子育てへの関わり方が垣間見える。
ほんと父親出来ないって言ってた人ですか?
青タンつくるどころか、こんなに愛情を注ぐなんて聞いてない!聞いてない!
電波ジャックの時に若菜さんは、圭さんは子どもをチラッと見るだけ…みたいに言っていたのに、こんなに愛情を持ったパパになるだなんて、モラハラ役、の悪い圭にワクワクしていたあの頃とは全然違う感情になっている。
世間から嫌われる夫になると思っていたのに、世間が守りたい存在になるだなんてほんと聞いてない。
会社でのシーンは、あまりに爽やかな宏樹さんとの冬月くんの対面。
こんなライバル目の前にしたら太刀打ち出来ない自信があるほどにスマートな振る舞い。
冬月くん、敵は強敵ですぞ!
窮地になったら宏樹さんを頼る部下たち、宏樹さんの積み重ねてきた信頼。
お前なら出来る
前回は茶化されているようにも取っていた篠崎くんに、宏樹さんの本心がしっかりと届いたあのシーンの篠崎くんの表情良かったな。
上司の左遷を知った宏樹さん、苦しめられた上司にちゃんとお礼を言えるあなたは素敵です。
バチが当たった というからには、きっと真鍋さんにも宏樹に当たっている自覚があって、それはきっと嫉妬とか妬みとか…宏樹さんの存在に対しての行動だったんだろう。
昇進した事について、宏樹さんがどう思っているのか気になっていたけれど、すごく嬉しそうに美羽ちゃんに報告する姿が嬉しかった。
宏樹さんが評価された働き方って、時間を短くしても実績をあげているという事なのかな?
出世しても上司が子育ての為に働き方を変えないの、そういうロールモデルになれる上司がいるのすごく素敵だと思う。
修羅場の開催場所がTOCAである事はとても安心した。
そばにマスターがいる安心感。
まさにマスターは心の拠り所。
しかし、圭さんの言う通り恒松祐里ちゃんの演技凄かったな。
美羽ちゃんの事を好きなのも本心だけど過去に夫から裏切りを受けた事とか色々混乱しているような、愛情を掛け違えてしまったような姿が痛々しかった。
彼女の異常とも思える美羽への気持ちや宏樹への態度にはきっと何かあるのかもしれない。
そんな風に思えるのは圭さんが生きる役とちょっと似ている気がする。
話を一生懸命聞き出そうとする宏樹さんも、女の勘であんなこと言っちゃう真琴ちゃんに怒る宏樹さんも。
対峙している圭さんの受けの芝居も凄くて、栞ちゃん… その言葉からの表情。
すごいシーンだった。
白黒つけなくていいんだよ。だから今まで通りに普通に暮らせ。
マスターの言った言葉通りにしていたらどんなに良かっただろう。
嫉妬だというマスターの言葉をなんとか落とし込もうとしている目の揺らぎ。
田中圭の演技やっぱりすごい。
まさか不倫とセットで托卵まで5話で明かされるとは思ってなかった。
あの交差点で、あのトンネルで。
宏樹さんの宝物はハンカチからスマホの待ち受け画面に変わっていて、そのお守りすら壊れそうな宏樹さんが家では変わらずいいパパしてて…
1人で抱える宏樹さんが苦しい。
爪を切る宏樹さん。
赤ちゃんの爪を切れるなんて確実に子育て上級者だから!ほんと宏樹さん素敵なパパなのよ。
小さな爪をかき集めながら見つめるその顔から爪の一欠片でさえ愛おしいという栞ちゃんへの愛情を感じる。
ふとよぎったでたろうDNA鑑定。
目から光が消えていき少しずつ失っていく幸せな表情。
田中圭は眼球の光までも操れるのか、そんな風に思った事が過去にもあった。
魔王の葛西くんが牢獄で「おれが◯したんだ」
というシーン。
あの時まるで何かが取り付いたように目の色が変わったのを思い出した。
魔王のnoteはこちら
鑑定結果の文字は見えないけれど絶望感が遠くからでも伝わってくる。
メンタルが弱っている自分を打ち消そうとしていたあの場所で、受け入れ難い現実を知ってから宏樹さんは数ヶ月もそこにある幸せを守ろうとしていたの?(解説版ではハーフバースデーは数ヶ月後と言っていた)
部屋着が半袖から長袖に変わるぐらいの時間を宏樹さんは思い当たるたくさんの美羽ちゃんの言動もかき消そうとして栞ちゃんのパパとして過ごしてきたんだよね。
その出来事全てを自分のせいだと思っていそうで…苦しくなる。
ハーフバースデーは過去の回想シーンであって欲しいと思っていた。
神様、どうかこの大切な瞬間だけは宏樹さんを栞ちゃんの本当のパパでいさせてくださいと願っていたのに。
スマホの画面に映る大切な家族、だけど宏樹さんは自分が父親では無い事実を知っていて、でも涙の理由は宏樹以外に知らなくて、泣き虫だなって誤魔化して笑おうとするのにそれさえ出来ず泣きじゃくる姿があまりにも切なく苦しく…
カメラに映る1/2のバルーン…1は宏樹さんなのかな。
いっそのこと、怒って怒鳴ってくれた方がまだ良かった。
顔を歪ませて心の底から溢れ出すような、演技では決して作れないような涙を流す。
田中圭をこの役に選んだ理由がすごくわかる。
海に行った宏樹さんが栞ちゃんを連れて行った事にわたしは少しホッとした。
宏樹さんが栞ちゃんを傷つけるはずない。
宏樹さんにとって本当の家族だったのはたったの半年間。
だけど宏樹さんの栞ちゃんへの愛情シーンをあまりにも見てきた私たちは、予告編の宏樹の言葉に胸が抉られてしまう。
どうかわたしの宝物を宏樹さんを守ってください。
道標を無くす宏樹さんを助けてください。
とにかく、マスター!!!!!!
温かいコーヒーを入れて、至急海までお越しください!!!!
どでかい青タンを消してください!!!!
どうなる6話?どうなるわたしの宝物!
6話予告
宏樹さんよりの公式まとめ
このnoteを最後まで読んでくれた方へ。
録画編集時、いつでも宏樹さんのシーンを見れるように宏樹チャプター(樋口カッターみたいな響き)をつけているんだけど、5話の後半約15分はずっと宏樹さんのストーリーになっていた。
栞ちゃんの事を真琴ちゃんに伝えられる時も、DNA鑑定をしようと決めた時も、結果も、台詞はなく宏樹さんの表情に委ねられている。
これって田中圭への信頼感ではないでしょうか。
これから宏樹さんがどうなっていくのか。
行く末が不安で不安で目が覚めたら、シュララバーんじゃなくてシャシンシャベール??
タイムラインが田中エイで染まっていました。
いつだって田中圭の余韻は田中圭に消されていく。
田中圭の活躍は四次元ポケットなみ!
↓わたしの宝物の書いたドラえもんも置いておきます
てな訳で、楽しい1週間になりそうです。
それではまた6話の感想で。
雨音