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映画『あの人が消えた』田中圭さんが演じる荒川は大人のくたびれ感と帽子をヤンチャに被りこなす少年感が絶妙な先輩でした。

うーん。何も言えねぇ。
みんな北島康介さんになっちゃうような話でしたね。

大きなオチのネタバレはしませんが初見の方はこのnote見ないでくださいね。
多分大したこと書けない気もするけれど、ピュアな気持ちでみて欲しい映画故によろしくお願いします。


映画『あの人が消えた』

1回目の鑑賞の時、実は初めの方はちょっと間延びしてしまって、これ映画なのかな?ドラマみたいな世界観だな…そんな気持ちになっていた。

途中からの設定は面白かったけれど「う〜んこういうオチなのかぁちょっと無理があるんじゃないかしら?」と複雑な気持ちになっていた。

なんかずっとボコボコした違和感を感じながら見ていたのだが、最後の色んな事が腑に落ちる展開。
ボコボコだったピースがピッタリハマった瞬間めちゃくちゃ爽快でした。

監督の手のひらでめちゃくちゃ転がされていたことが悔しいぐらいにぜ〜んぶ計算されていたんですね、参りました。

観に行く前と観た後とこれほどまでにギャップがある映画はなかなかない。
すごくいい意味で思ってたのと違う映画だった。
帰り道、次々と浮かんできたのは荒川先輩の台詞。

寿司屋に入ったら◯◯が出てきたし。
◯◯食べたけど違う味も楽しみたいし。
ここからは◯◯脳で見たらいいんですね。

うろ覚えでニュアンスは違うと思うけれど、この荒川先輩の台詞達も私達の気持ちを代弁するために書かれていたとしたら…ほんとコップンカーであります。

2度目の鑑賞を◯◯脳で見てみたらものすごくスッキリしました。

人の役に立ちたい、感謝されたいという丸子が救われるラストに涙がでた。
エンドロールもすごく楽しかった。
圭さんの弄られ方も最高。

パンフレットで書かれていた色んなプチ情報の答え合わせも楽しかったし、まだ見つけられてないこともたくさんあるだろうから小説を読んだら3回目も是非みたい。

それにしても、この少々違和感のある前半を楽しく見られたのは役者さん達の演技力の賜物なのだろう。
癖の強すぎる設定を説得力ある演技でのめり込ませてくれた脇を固める役者さん達。

そして主演の高橋文哉くんのイケメンオーラが消えたあの演技。
あんなシュッとしたイケメン好青年なのに、ほんと全然格好よくないし不気味ささえ感じるの凄いね。


ここからは荒川先輩寄りの感想

この作品の中和剤になっていたのは確実に荒川先輩だと思う。

一縷のウザさや絡みにくさも見え隠れしているがピュアで少しポンコツ味のある少年感が憎めなくて、あんな先輩いたらいいな。
とさえ感じさせるのは圭さんが生きたからだろう。

監督が語る田中圭

圭さんの役は難しかったと思います。小説家志望で投稿もしているけれど、才能がなくて全く芽が出ない。明るく能天気なのに、話をするとスベッてばかり。後輩の丸子にはなぜか頼りにされているけれど、アドバイスがどこかズレている。そんなつかみどころのないキャラクターを、圭さんは自分なりにプランを練ってきて、かなりコミカルに演じようと意気込んでいたようですが、現場の粛々とした雰囲気を感じて、「これは違うな」と思い直したらしく、真面目に演じる方へシフトしてくれました。それでもさすがは引き出しの多い圭さん、リハーサルをやるたびに違うパターンを見せてくれて、少しずつこちらのイメージに合わせてくるところはプロフェッショナルだなと思いました。圭さんの役は難しかったと思います。小説家志望で投稿もしているけれど、才能がなくて全く芽が出ない。明るく能天気なのに、話をするとスベッてばかり。後輩の丸子にはなぜか頼りにされているけれど、アドバイスがどこかズレている。そんなつかみどころのないキャラクターを、圭さんは自分なりにプランを練ってきて、かなりコミカルに演じようと意気込んでいたようですが、現場の粛々とした雰囲気を感じて、「これは違うな」と思い直したらしく、真面目に演じる方へシフトしてくれました。それでもさすがは引き出しの多い圭さん、リハーサルをやるたびに違うパターンを見せてくれて、少しずつこちらのイメージに合わせてくるところはプロフェッショナルだなと思いました。



荒川先輩の特報に書かれている文字

「先輩」「世の中には、信じがたいことがあるんだよ」「ストーカー」「強靭な筋肉」「自称小説家の配達員」「怪奇現象」「急なダメ出しお断り」「例えるなら寿司屋シリーズ」「脳パクチー」

この特報、設定が詰め込まれすぎて何じゃこりゃ?と思ったけれど今見たらどれも重要な事。

圭さんがインタビューでスタッフさんに「冷蔵庫など重いものを持てる説得力があるので良かった」と言われた話をしていたけれど、あのシーンもただのギャグ要素ではなかったのね。
うん、必要!あれがあるから納得できるあのシーンだった。


しかし…荒川先輩の肌感良かったな。
なんかキラキラしてない大人のくたびれ感と帽子をヤンチャに被りこなす少年感。

その裏側ではあんなキラキラしたキュートな春田を生き、クールで痺れる秋斗まで生きていたとは。
1人2役でキャーキャー言ってたのに、知らぬ間にもう1人あの人がいたとは!
田中圭恐るべし。

秋斗からの春田からの…荒川だったんですね


ハードスケジュールのなか引き受けてくれた圭さんありがとう。 

圭さんに出たいと思わせてくれた文哉くんもありがとう。

また一つ大好きな作品ができました。
代わりに私がしっかりジムに通います!
(ズキュン最高に格好よ可愛いね)


ディスク化する際には是非ともネタバレ解説する監督のコメンタリーを入れて欲しい。

文哉くんと圭さんがそれを聞きながら「知らなかった〜」みたいな反応するのを一緒に見てみたい。

オーディオコメンタリーが見たいけれどネタバレ解説にはオーディオが邪魔になるのなら2通りのコメンタリーでも構いません。
(伏線回収コメンタリーで好きなのはサマータイムマシンブルースです)
関係者の皆さん、何卒よろしくお願い致します。

番宣舞台挨拶など田中圭よりの公式一部

きっとほんの一部です
多すぎて全部は追えなかった。
主演じゃないのに全力で番宣する圭さんが大好きです。

























あの人が消えた。
そんな映画のニュースから毎日消えることなく、最新情報をお届けしてくれる田中圭さんが大好きです。

これからもしっかり応援させてください。
こちらでの爪痕も楽しみにしております。


私は消えませ〜ん!しつこく圭さんへの愛を綴ります!!

雨音

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