『わたしの宝物』3話〜宏樹よりの感想〜
2話は宏樹さん回だったなぁ〜と思っていたら3話も宏樹さんの再生物語じゃないですか!
1話で嫌な夫を演じ2話で切ない夫を演じ3話でいい夫になる過程を見られるなんて…田中圭の表情全部乗せじゃないか!なんてドラマだ!
と憤っております雨音です。
あんなにも宏樹さんの笑顔をみたいと思っていたのに…宏樹さんが笑えば笑うほどに切なくなる3話。
モラハラ時代の方が安心してみれるだなんて、誰が想像したでしょうか。
早退して病院に来てくれた宏樹さん。
あんな上司とあんな部下のいる環境で早退するのだって凄く勇気が必要だったはず。
思い起こせば宏樹さんが「美羽」っていう声はいつだって優しかったよね。
リビングに置いてあったベビーベッドを寝室に移動させて…子どもを迎え入れる準備をして。
寝室を分けると言っていた宏樹さんなのに。
優しすぎるよ。
家に帰って来て、すぐにでも側に行きたい気持ちを押し殺しているように見える宏樹さん。
名前をつけて欲しいと部屋に来た美羽ちゃんの受け入れ方も、前よりは少しだけ歩み寄る姿勢が見えるの…
少しずつ少しずつ宏樹さんが変わっていく微量な変化。
疲れ切って眠っている美羽ちゃんの隣で赤ちゃんと触れ合う宏樹さん。
赤ちゃんを見つめる顔…宏樹さんの心がフワッと温かくなっていくようなあの表情。
すごく癒されちゃってるのに、あんなこと言った手前、美羽ちゃんに見られたく無いの不器用すぎるし、まだ仕事?って言われた後の返事が嘘下手か!っていうほどにドギマギしてて、夫婦の間の気まずい時間とか2人とも演技がうますぎてリアルすぎて見ていてドキドキする。
名前を伝えるシーン、宏樹さんの名前への思いや高揚感、美羽に受け入れられるかの不安。
様々な気持ちが入り混じる表情は人間として凄くリアルで涙が出た。
名前を考える時間が宏樹さんにとって美羽ちゃんの大切さや子どもの未来を考えるきっかけになったんだろう。
フェアトレードのイベントでしおりを子どもに笑顔で渡していたあの時の事も思い出したのかな。
あの時の表情は嘘をついた妻への怒りではなく、妻を笑顔にさせられない自分への歯痒さだったのかもしれない。
美羽ちゃんの作ったしおりを綺麗だなと言った宏樹さんの言葉には1ミリの影もなくて…
美羽ちゃんの気持ちになると、いたたまれない気持ちになる。
わたしが想像していた宏樹さんがつける名前なんて泥々していたのに、宏樹さんがあまりにピュアすぎて苦しい。
車のナンバー1188は盛大なる伏線だったの?
しおりって道標っていう意味があるんだって。
俺はこの子になにもしてあげられないけど、道に迷わず進んで欲しいなって。
そんな風に語る宏樹さんから溢れ出す愛が優しくて優しくて…
年号発表ぐらいに名前だけでも良いのに…すごく考えてる経過のノート。
名前のランキングまで丁寧にメモして何を重視して名付けるかも真剣に考えて、栞という名前の漢字もたくさん候補あげて…
宏樹さんはこんな風に仕事も人一倍時間をかけて頑張って来たんだろうな。
汗たくさんかきながら…必死に戦って来たのに。
全てを失う覚悟で父親になろうとしている宏樹さんの未来を想像するとあまりにも悲しい。
素敵なプレゼントをあげた宏樹さんと栞ちゃんとののスヤスヤシーン…やっぱり一緒に寝てたの?
寝室分けるって言ってたじゃん。
流石に忙しいのにそんなところで寝ちゃダメよ。
どんな顔して寝ているのかしら、寝ている宏樹さんの毛量が愛おしくて…もう少し寄りの絵をください!
前に回って撮ってください!
などと少しだけ憤った事をここに懺悔いたします。
それにしても、宏樹さんの「行ってきます」衝撃でしたね。
わたしなんて少し立ち上がりましたよ。
「クララが立った!」「朝陽が笑った!」並の衝撃でした。
宏樹さんのご両親が思いのほか素朴で、虐待とか受けて育ったんじゃ無いの?なんて想像してごめんなさい。
お義母さんを連れてきた宏樹さんが見せた笑顔、歯を見せてあんな風に笑う姿を美羽ちゃんは久しぶりに見たんだろう。
お宮参りで美羽ちゃんと栞ちゃんと撮った写真があまりにも美しくて、この家族が偽りでいつか終わりが来るかもしれないという現実を受け入れたくない。
しかし、宏樹さんマスターに何でも話してるの可愛すぎるよね。
どんな顔で色んな事を報告してるんだい?
デレデレになって写真を見せてる宏樹さんはすっかり親バカな父親になっていて、こんな幸せそうな顔をさせておいて不幸のどん底に落とすとしたら、制作のみなさま…ちょっと鬼だね。
不器用ながらも縦抱きで栞ちゃんを泣き止まそうとする宏樹さんは『泣き止ませ方 赤ちゃん』
などと検索しているのかもしれない。
育児のノウハウだってノートにメモしているのかもしれない。
そんな事を思うとより愛おしい。
初めて抱っこした時
栞生まれたてで可愛くて
でも、怖いくらい脆くて壊れそうで
でもあったかくて
なんか涙が止まらなくなった
あの瞬間をずっと忘れたく無くてしおりって名前をつけたんだ。
この子が俺の道標になってくれたから。
栞ちゃんの体温を思い出すように、大切そうに言葉を紡いでいく宏樹さん。
美羽ちゃんサイドからみたら、やめて、これ以上言わないで…その風のような優しくて鋭い吹き矢がバンバン刺さっていく感じ。
宏樹は栞の父親だよ
ありがと
美羽ちゃんに父親と認められた時の涙をグッと堪えているような表情がとどめでした…
宏樹さんが酷いモラハラ夫だった過去さえ脳内から消し去って、みんなの宝物になった瞬間でした。
子どもへの愛情表現として完全にあるあるの匂いを嗅ぐ仕草なんて、もう…父親なのよ。
完全に父親なの。
1ヶ月検診や予防接種で子どもより泣きそうになっちゃうとか、それもあるあるなのよ。
図書館に行く美羽ちゃんを栞ちゃんと車の中で待っている宏樹さんめっちゃ偉いのよ。
まだ1カ月だよ。
お風呂入っている間さえ見れない人もいるし、泣いたら風呂まで連れてくるような人もいるのにママおしょいね、おしょいね…って栞ちゃんを宥める宏樹さんをどうか泣かさないでください。
美羽ちゃんと冬月くんが図書館で出会う姿を見るたびに「ちょっと早いな〜」ってわたしの中で、あな番の木下さんが睨んでいる。
このタイミングで美羽ちゃんまでたどり着いちゃいますか…
なにかアフリカに大切な宝物を忘れてませんか?
旅費は持つからお願い…
せめて栞ちゃんが成人するまで…
どうか…宏樹さんがバスタオルで涙を拭う日が来ませんように、巻くタイプでも嫌です。
ほんとお手柔らかにお願い致します。
いやはや…優しさと温かさといいパパという武器を携えた田中圭は最強だった。
こんな武器を携えた宏樹さんvs冬月くん。
深澤くんファンでさえもまだ帰ってこないで!ってなった呟きを多数見たんだけれども、これが良い役でも悪い役でも人々を虜にする田中圭の凄さである。
そうなのよ、深澤くん。
すごいのよ…田中圭。
こうなったら全力でぶつかってください。
4話以降の冬月くんにもめちゃくちゃ期待しています。
4話予告
宏樹よりの公式まとめ
この動画癒されるよね。
巻くタイプなら許されると思ってる田中圭の可愛さよ。
あなたはわたしの道標です。
雨音