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2020年12月の記事一覧
福来蜜柑込められた意味 名前
小さい可愛い蜜柑をもらった。厚洋さんは「小香の蜜柑」と、地域の名前で呼んでいたが、今日持って来てくださった方は「子蜜柑」と呼んでいた。
「検索」が好きな真愛は、「子蜜柑・小さい・可愛い」なんて言葉で探してみた。
なんと「福来蜜柑」と言うそうだ。
可愛い蜜柑の中にもっと小さな袋がキュッと詰まっている。や小指の爪ぐらいの可愛さだ。
袋がツルツルしていて、ぷっくりしていて、口に入れる前に笑って
真冬支度 811日 会いたい❣️
厚洋さんが亡くなって、811日目。141番目の素数日。いつも通りに国際交流協会の国語教室に行ったが、学習者が体調不良でお休み。
K IES紹介のplanningをして帰って来た。
いつものコーヒー屋さんで、きのこスパゲティを食べて、小さなドライケーキも追加した。 ハコちゃんの淹れた美味しいモカコーヒーを飲みながら、昔の同僚と言葉を交わし、薬剤師さんとマスターとで「鬼滅の刃」についても話した。
双子座流星群 小さい自分
昨夜も夜中に庭に出て、首が痛くなるまで上を見た。雲ひとつない空を見上げて、オリオン座を見つけ、
「あれがオリオン。あれがスバル。」
と指差す厚洋さんの息が白く凍てついていたことを思い出した。
冬のお迎えは、帰りが寒くなる。お店であったかい物を食べさせてくれるが、我が家に帰ってくる時にはコートを脱いで運転する真愛は結構冷えてる。
でも、車から降りて見上げた星空が綺麗な時は、2人で暫く星座を見な
愛しい人の声 言葉 生きる力
もう839日経った。
去っていく日々と共に、愛しい人の声も薄れていく。
そんな時、聞こえて来たのが彼の歌声だった。
恥ずかしがり屋の彼は、写真も撮ってくれる方で撮られていない。真愛や拓の写真は沢山とってくれたのに彼がいない。二人で写っている写真が少ない。
音声ときたら皆無である。
真愛が初めて厚洋さんに会ったS小学校での教育実習。その最後の精錬授業のカセットを取ってくれたのは厚洋さ
霙が降ったの。そちらは?
「お父さん そちらも今日は雪ですか。」って言うような川柳が大賞をとった年があった事を記憶している。
厚洋さんは、沢山のよい句・和歌・川柳を見つけると必ず真愛に教えてくれた。そして、どういう指導によって、「これの素晴らしさ」を子供たちに伝えられるか、2人で考えた。
その時は、夫婦が教員ならばどこの家庭でもやっている光景だと思っていたが、そうではないらしい。
真愛は、妻としても教員としても、人と
流れたる 柚子の香静か 長い夜
冬至の夜です。
雑学博士の厚洋さんは,「話のネタ」本に四季折々の日本の行事(風習)を書いた。
結婚する前から、真愛は母から「母の育った所の風習・言い伝え」教えてもらい、実際にやっていた。
貧乏でお金がないにも関わらず、「菖蒲湯です。」「柚子湯です。」と季節のお風呂を沸かしてくれた。
他にも「蓬湯」「桜湯」「大根の葉湯」「桃の葉湯」「ドクダミ湯」「菊湯」があった。
真愛の皮膚が弱かったの
独りぼっちのChristmas Eve
46年前の12月23日の朝。
Christmas cardを投函した。
亡くなった愛しい人・厚洋さんにだった。
その年の二学期の終業式は、12月24日。
当時は色々なことが大雑把で、終業式が終わるとその夜は「大忘年会」だった。忘年会というよりお泊まり飲み会だったような気がする。
その翌々日から、青年部主催のスキー研修会が3泊4日で群馬県で行われた。
真愛は、群馬大学出身の先輩を好