真冬支度 811日 会いたい❣️
厚洋さんが亡くなって、811日目。141番目の素数日。いつも通りに国際交流協会の国語教室に行ったが、学習者が体調不良でお休み。
K IES紹介のplanningをして帰って来た。
いつものコーヒー屋さんで、きのこスパゲティを食べて、小さなドライケーキも追加した。 ハコちゃんの淹れた美味しいモカコーヒーを飲みながら、昔の同僚と言葉を交わし、薬剤師さんとマスターとで「鬼滅の刃」についても話した。
寒いから、人恋しくなる。
厚洋さんがいないから、家が寒い。(夏だって彼がいないので寂しいが、寒くはない。)
寒さは、心の底から寒さを引っ張り出す。
家に帰って、母の命日なので、遅ればせながら「海苔巻き」を供えて合掌。
こんな冬の寒い日に一人家にいた母は、淋しかっただろう。学校から帰って来て、もっと声をかけてあげれば良かったと思う。
厚洋さんも外にあまり出なくなった寒い冬。
たった一人で猫と寒い・寂しい日があったのかもしれない。
(一年しかなかったかな?
それまでは、寒くても飲みに行ったものね
「帰りにイルミネーション見て帰るか?」
って、真愛のご機嫌伺いをしてデート
したものね。)
そんな温かい思い出だけ残して、一人で逝っちゃって…。
真愛は、とても寒くて寂しい冬を感じている。
実際に寒い!
帰宅したのは、午後2時なのに、室温は6度だった。
11月中旬から、晴れてない日はニャンコ用に「人感センサーの付いたストーブをONにして出かける。
寒くなるなあと感じる日は、エアコンをつけて出掛ける。多少お金は掛かるが、厚洋さんとの思い出がいっぱいある猫だし、2年前泣いてる真愛を心配して飛んで来てくれた猫だから大事にしてる。
(最近は泣いていても、「ああ。また来たね。」って、顔だけ見て何もしてくれない。)
天気予報では、そんなに寒くなるない筈だった。洗濯物も午後からなら乾くって言ってたのに、氷雨が降っている。
自然現象として、気温低下状態だ。
プールに行く事をやめて、部屋の模様替えをした。六畳の和室に設置してあった来客用の炬燵をリビングに引っ張り出して、エアコン・灯油ストーブ・電気ストーブ・炬燵を全て支えるようにした。
コロナ禍で人も来ないのだから、真愛とチャーちゃんが暖かく過ごせる事を考えた。
厚洋さんが設計して建ててくれたこの家が大好きだ。ガランとして何も置かずスッキリしているリビングが好きだ。(生活感がない家)
しかし、それは厚洋さんがいたからであって
厚洋さん無しでは、寂しくて大き過ぎる。
かと言って、この家を離れる気はさらさらない。
だが、寒い。
完全な真冬支度になった部屋だが、
現在の室温は16度。
エアコンを入れて設定温度を上げないと背中が寒い。
厚洋さんがいた時は、真冬になると学校で使うような大きなファンヒーター(彼が亡くなった年に廃棄した)を使い、設定温度、27度で真夏のような生活をしていた。
「北海道じゃぁ。
真冬でも家ん中じゃTシャツ1枚。
炬燵なんてみみっちい暖房器具は、使わな
い。」
それが彼のステータスなのだ。真愛もそれに飼い慣らされていた。お金がかかっても。(電気代は真愛が払ってるのだから、彼の懐は痛くない。)
彼が逝って811日。
思わず、「ひとりは寒いでーす。」
真愛が
「厚洋さんに会いたいね。
厚洋さんがいなくて寒いね。」
って言ってるのに、チャーちゃんは、
「ここ一番あったかいよ❣️」
って、会話が噛み合わない。
寒さは体感温度だけではない。
心が淋しいから、
大好きな貴方がいないから
すご〜く寒くて
心が凍えているのです。
ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります