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【宮台真司講演会in名古屋2021】無事に終わりました!

去る7月31日、宮台真司先生を名古屋にお迎えして講演会を開催することができました!
本当にただただ「宮台先生を名古屋にお呼びしたい」という一心で動いてきた企画でしたが、たくさんの方にご参加いただき、宮台先生にも素晴らしい講演をしていただき、夢のような時間を過ごすことができました。
さきほどオンライン配信のアーカイブ期間が終わり、私の中でも一区切りついたので、記録を残しておこうと思います。

何度か書いているように、そもそもこの企画は2020年の4月に開催予定でした。
2019年12月のマル激年末ライブで、宮台先生に「名古屋にお呼びしたら来ていただけますか?」とお聞きしたところ、「もちろん」とお返事いただいたので、そこから実現しようと動き出したのでした。
しかしコロナの波が広がり、開催予定の一週間前くらいに一回目の緊急事態宣言が発令されてしまったため、泣く泣く中止となってしまいました。
(そのときの経緯はこちらこちらにまとめています)

それからもコロナの状況が微妙だったり、私の留学予定が微妙だったりして、今年再チャレンジできるかどうかな?と思っていたのですが、6月頃に宮台先生とTwitterのDMでやりとりする機会があり、そこから一気に話が進みました。
(こうやって振り返ると、昨年同様、準備期間がめちゃ短いですね)
昨年、開催直前までほぼ一人で準備していたため、要領がある程度つかめていたので、その点は今年は楽でした。
昨年との違いはオンラインで同時配信するということで、IT関係が苦手な私は、一人ではどうにもできなかったと思います。
ところがありがたいことに、YMCAの企画で宮台先生の講演会を何度もされている阪田さんがオンラインの担当を申し出てくださり、おんぶに抱っこでお願いすることになりました。
阪田さんがいなければ実現しませんでした。ありがとうございます。

そして6月23日に告知&申し込み開始をしました。
なんと、現地参加は20名という少数だったため、1日も経たずに満席となってしまいました。
すぐに埋まることは予想していましたが、お昼に告知して、夕方からバイトに行って、帰ってきたらもう埋まっていたのでビックリしました。
やはりみなさん、宮台先生に直接会える機会に飢えていらっしゃったのですね。

そして私事ですが、7月7日に、こっそり受験していたドイツの大学から入学許可の連絡をいただきました。
それからは留学準備と講演会の準備を並行していくことになり、あまり告知や宣伝に力を割けなくなってしまいました。
しかしせっかく開催するのに、内容を詰めないまま告知だけしていてもイベントの魅力が伝わらないと思い、宮台先生にテーマに沿った映画をリコメンドしていただきました。
課題(推奨)映画の決定が遅かったのは、ひとえに私がのんびり屋さんだったためです。直前になってしまい申し訳なかったです。

留学準備の不安と、講演会準備の不安とで、けっこう7月後半はいっぱいいっぱいになっていました。
でも駆け込みでオンライン参加のお申込みも増え、当日スタッフも確定して、あとは開催するだけ!になってから、7月いっぱいは講演会に集中しよう、留学のことは8月になってから一気にやろう、と切り替えました。
推奨映画をU-NEXTで観たり、宮台先生の他のイベントに参加したり、直前にはPCR検査も受けたりしました。

そしていよいよ当日。
いろいろ伝説のあるお方なので、「宮台先生、本当に今日来てくださるかな…?」ってギリギリまでそわそわしていたのは、ここだけの話です(笑)
スタッフはほぼ全員宮台先生関係で私と繋がった仲間たちですが、リアルで会うのは初めまして同士の人もいたのに(私も阪田さんとはリアルでは初めましてでした)、私が指揮権を発動しないため自発的に仕事をしてくださって、本当にありがたかったです。
朝一からみんなで配信準備をしたり、受付や会場の机のセッティングをしたり。
早めに到着した参加者の方が差し入れをくださったりして、なごやかに準備をしました。

私の心配をよそに、宮台先生はぴったり時間通りに新幹線でいらっしゃり、名古屋駅までお迎えに上がりました。
2019年の年末以来、約1年半ぶりにお会いしました!うれしい!
でもこれは宮台先生の慈愛に満ちたオーラのおかげなのですが、私は宮台先生とお話しするのはほとんど緊張しないのです。初めてお会いした時から。メールでやりとりする方がなぜだか緊張します。
ドイツの話とか、一緒にお迎えに行ったガオガオさん(ガラクタらじおの相方)の車の話とかをしながら会場に向かいました。

それであっという間に現地参加の方たちがいらっしゃって、あっという間に講演会が始まってしまいました。
私は「私がなにか挨拶とかしなきゃダメだよね?」とか言って、先生に「当たり前でしょ」って突っ込まれたりして、なんの緊張感もない感じで(笑)
挨拶も何も考えてなかったので、すごい適当に始まってしまいました。
始まってしまえば宮台先生のお話に引き込まれ、また会場やオンラインで素晴らしい質問もたくさんいただき、充実した内容になってとてもうれしかったです。

私は普段から「こうあるべき」とか「こうじゃないとダメ」っていうことがあまりなくて、特に今回の講演会でも、宮台先生がいらしてくださればそれだけで素晴らしい場になるとわかっていたので、「こうしなきゃ」とかは一切ありませんでした。
あまりにもゆるゆるなので、もしかしたらスタッフとか周りの人の方がハラハラしていたかもしれないですけど。
でもそのおかげか、第一部も第二部もなごやかな雰囲気で進行できたと思います。
オンライン配信で参加してくださった方からも、宮台先生がいつもより柔らかかったとか、リラックスしてアットホームな雰囲気だったとか、複数の方からご感想をいただいて、それがとってもうれしかったです。

ちなみに個人的なハイライトは、スタッフで参加してくれたスワさんが第二部でしてくれた質問なんですけど、それについてはスワさんがブログに書いてくれました
スワさんの質問を聞いていたらなぜだか勝手にボロボロと涙が出てきてしまって、鼻水も出て、前に座っていたのでめちゃ恥ずかしかったです。
でも宮台先生のお答えを聞けて私もとてもよかったです。留学がんばろうって思えました。

今、振り返って書いてみると、本当にたった10日前にこんなことがあったんだったかな?という感覚なのですが、たしかにあの日、宮台先生が名古屋にいらして、私の隣に座っていらして、絶大なエネルギーをいただいたのだと思います。
宮台先生のお人柄や倫理観や慈愛に満ちたオーラに直接触れられたのはもちろん、スタッフのみなさんも本当に素晴らしい人ばかりで、自分はとても恵まれているのだなぁと改めて感じました。

お忙しい中名古屋までいらしてくださった宮台先生、そして各地から集まって協力してくれたスタッフのみなさん、現地・オンラインの参加者のみなさま、本当に本当にありがとうございました。
Twitterやメールなどでいろいろご感想をいただき、本当にやってよかったなぁと思えました。
しばらくドイツに行ってしまうので、次回があるかはわからないけど、またいつか機会を作れたらいいなと思います。

私は都立大の学生でも宮台ゼミ生でもないし、宮台先生とは何の個人的なつながりもなく、バックボーンもない、本当にただのファンの一人です。
そんな私がこんなふうに企画して実行できたのは、宮台先生に対する信頼と、先生からいただいたエネルギーがあったからだと思っています。
すぐ不安になるし、すぐ泣くし、のんびりしすぎるし、すぐ投げ出したくなるし、一人じゃ何もできないのですけど、今回講演会をやり遂げられたことで、少しだけ自信になりました。
でも自分がやり遂げたことそのものよりも、自分の周りに素晴らしい人たちがいてくれて、頼れる人がたくさんいるんだということが、自信につながった気がします。

「社会という荒野を仲間と生きる」

この宮台先生のお言葉を実践したくて試行錯誤している数年間ですが、その片鱗をつかめたのかなと思います。
たぶん世界はやさしい、って信じられる経験ができるのは、とてもしあわせなことです。

次の私的プロジェクトは、ドイツ留学です。
こちらはもっと大きなプロジェクトになるので、ますます不安しかありませんが、もう泣きながら周りに頼りながら、とにかく生きていこうと思っています。
うじうじしてても頼りなくても、意外とこういう生き方もあるんだなって、だれか一人にでも思ってもらえたらうれしいです。

これからもTwitterPodcastでも発信していくので、見守ってやってください。
最後にもういちど。
講演会に関わってくださったすべてのみなさま、私にいつもたくさんのエネルギーをくださる宮台先生、ありがとうございます!!

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