noteでアウトプットしているだけで偉いという話:今年学んだこと
いよいよ年の瀬ですね!
今年一年を振り返ってみると、自分の中でのコンフォートゾーンを出て、学んだことが1つあります。
それは 「アウトプットの重要性」 です。
私はずっとインプットばかりするタイプでした。ネットを漁ったり、本を読んだり、動画を見たり。
そんな感じで「知識を吸収するだけで満足している人間」だったのです。
noteやブログ、SNSを見てても、「毎日様々なことを考えながら積極的に発信していて、みんな行動力が半端ないな…」と感心するばかりでした。
でもあるとき、ふと思ったんですよね。インプットだけだと、頭の中に知識を仕舞い込んでしまっていて、いずれ忘れるだけで、もったいないなって。それに、仕事場や家、友人には話さないようなことを伝える場も欲しいなと思うこともあり。
そんなきっかけでアウトプットしようと決意し、恐る恐る始めたのが ブログとnote。
今回は、そのことを振り返って感じたことと、得られた学びについて記したいなと思います!
1. アウトプットには勇気が大事!
何よりも最初に感じたのは、「ネット上でアウトプットするのには勇気がいる」ということです。
✅ブログを始めて感じた不安
最初にブログから始めたのですが、ブログを始めるとき、一番の壁は「こんなものを世界中に公開して大丈夫かな?」という不安でした。
正直言って、「自分の意見なんて、すでに誰かが言っているんじゃないか?」とか「変なこと書いていて炎上したらどうしよう?」とか「誰も読んでくれないんじゃないか」とか、恥を晒すんじゃないかという不安ばかりで、最初の記事を書き上げてから、公開するまでに何日もかかりました。
でも思い切って公開してみると、本当に「何も起こらない」んですよね。
別に炎上するわけでもないですし、どっかに晒されるわけでもない。
もちろん最初は誰にも読まれなかったのですが、読まれないからと言って、Googleの検索アルゴリズムから考えて当然だと割り切ってしまえば、納得はできるし、実は問題ないわけで。
どうなるか読めない読者のリアクションを杞憂するよりも、自己満足でもよいから、自分の中の考えや学びをまとめて、表に出すこと行為自体に価値があるんだと気づきました。
✅noteを始めて学んだこと
ブログの次に始めたnoteでも、最初は似たような不安を持っていました。
「これでいいのかな?」と迷いながら書いた最初の記事。
それでも、ブログに比べてnoteの良いところは、読者との距離感が近く、リアクションをもらいやすいことです。スキやコメントを通じて、自分の発信が誰かに届いている実感が得られ、次の記事を書くモチベーションにつながるのは良い点だなと思います。
この辺は、ブログとSNSの中間的な位置取りを狙っているnoteの利点ですよね。
✅完璧じゃなくていい
ブログもnoteも両方やってみてきた中で、考え方として一番大事だと思ったのは「完璧なものをアウトプットする必要なんてどこにもない」ということです。
内容が未完成でも、表現に迷いがあっても、まずは外に出してみること。
そうすることで次のステップに進めるし、少しずつ自分の表現が磨かれていくんじゃないかなと感じます。
内容なんて、後で見返して気にいらなかったら、そのときに書き換えればよいのです。後からいつでも編集できるので。
2. アウトプットを継続することの重要性
✅継続の難しさと達成感
最初の「公開することの壁」の後に控えているのは、「継続の壁」があります。ブログにせよ、noteにせよ、継続率ってそんなに高くないんですよね(ブログは1年後継続率30%くらい)。
私もブログを始めた当初、記事を幾つか書いても、ほぼ読まれませんでした。実際、PV数はゼロの日もあって、「これは本当に意味あるのか…?」と思うこともありました。
それでも、ブログの場合は100記事がスタートラインという通説があるので、「全ては100記事書いてから!」と諦めずに続けていきました。
色々と試行錯誤しながら続けていくと、少しずつPV数が増えていって、今では月間4万PVを超えるまでになっています。
もちろん個人ブログ勢でも10万PV以上の方々が多くいらっしゃるので、まだまだ精進する必要がありますが、それでも初めて記事を書いたときの自分からは想像もつかない状況です。
一方のnoteは始めてまだ1ヶ月ほどですが、ありがたいことにフォロワー数が100人を超えて、スキの数もかなり増えてきました。
少しずつリアクションが増えるのは本当に嬉しいですし、「一か月間続けていてよかった」と思っています。
3. アウトプットを通じて得たもの
こうして今年はアウトプットを続けてきたわけですが、その中で得られたものは想像以上に多いです。収益的な観点もあるのですが、今回は精神的な側面でまとめてみます。
✅学びが多い!: 記事を書くために調べたり、まとめたりすることが必要なので、自然と新たな学びがありますよね。
また、ブログでは生成AIのプロンプト関係の記事をよく書いているのですが、実際に妥当なのか検証作業が結構必要で、その経験が今の血肉として生きているように思っています。実際、この記事のアイキャッチ作りに活用出来ています。
✅過去を振り返って成長が実感できる!: 過去の記事を読み返すと、そのときの考えから、自分の考え方の変遷が意識させられます。大体の場合、未熟な内容だったなと反省して、自分の成長を実感できます。
✅リアクションがある!: ブログの場合はSNSに取り上げてもらったり、コメントもらうことがありますし、noteはコメントやスキという形で、よりリアクションが見えやすいですよね。
こうして誰かのためになっていると感じられるのは、非常にありがたいことですし、次へのモチベーションになります。
✅自己表現が楽しくなる!: 元々書くことは好きだったのですが、より書くことが楽しいと感じられるようになりました。
自分の考えをまとめて、形にする作業って、大事なことなんだなって感じます。
4. 「アウトプットするだけで偉い!」
ここまで「アウトプット」の良い部分を述べてきましたが、とはいえ、やはり継続するのはしんどいときもあります。
なので、ほぼ自分に言い聞かせているようなものですが、最も大事なことは「アウトプットするだけで偉い!」ということ。
私もそう(*自己評価が高い)ですし、noteでアウトプットを続けている皆さんも、間違いなく偉いです!
完璧じゃなくてもいいし、たとえ誰にも読まれなくてもいい。
それでも、自分の考えや気持ちを外に出して、昇華する作業には大きな価値があります。
アウトプットすること自体が、自分にとっても、そしてきっと誰かにとっても価値のあるものだと信じています。
5. 最後に:noteでアウトプットしてみよう
noteとブログを両方やってみて感じたのは、noteは初心者にとても優しいプラットフォームだなという点です。
短い文章や日記のような内容でもOKだし、写真やイラストだけでも大丈夫。リアクションも個人ブログよりも遥かに得られやすいですし、SEOも強いので検索上位表示がしやすいです。
もし本記事で興味が出てくるような人がいたら、noteは手軽に始められるので、まずは一歩踏み出してみることをおすすめします!
最初は不安でも、続けることで少しずつ慣れてきます。
そして、あなたのアウトプットが誰かに届いたとき、きっと「やってよかった」と思えるはずです。