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筋緊張低下による不器用さ|傘を持たせなかった理由

おはようございます。
イライラしない日常を目指す あろはる です。

三兄弟の6歳長男は先天性疾患があります。
その影響から生まれつき筋緊張低下で筋力が弱く身体全体がふにゃふにゃです。


この筋肉は、あらゆる箇所で柔らかく、筋肉を緊張させることができないので、モノや道具の取り扱いが極端に苦手です。


筋緊張低下の我が家の長男が苦手な道具たち

三兄弟の3歳次男は親が教えなくてもすんなり道具を使っています。


それを見て、いかに疾患持ちの長男が道具を使うのが苦手なのかに改めて気付かされました。


長男が苦手な道具たち

  • ハサミ

  • セロハンテープ

  • のり

  • テレビなどのリモコン


普段使いの、ハサミ、セロハンテープ、のり、この辺りは、リハビリでもよくでてきてOT先生に教えてもらっています。


リモコンは、どのボタンを押すかは分かっているようですが、押すときの指が第一関節で曲がってしまい力加減が難しいようです。


そして、最近新しく登場したのが傘!


子どもに傘を持たせなかった理由


我が家では、子どもたちに傘を持たせていませんでした。


子どもに傘を持たせなかった理由は、

  • 傘を遊び道具にすること間違いないから

  • 遊び道具と化した際にイライラして注意するハメになるから

  • 長男に持たせても自分で使えず親が付き添ってないといけないから

  • 長男が持つと、次男も欲しがるから


雨の日はカッパを着れば良いし、地方なので移動は車が多く、雨の日にあえて外を歩くこともないです。


小さい頃の傘は成長と共に大きさが変わることもあり、モノが増えてしまう原因でもあり、持たせたくありませんでした。


しかも、長男の手先の不器用さを考えると、間違いなく1人では使えない。


その度にフォローしてる余裕は、三兄弟育児中の私にはありません!


突如、傘を買うことに


長男のクラスで、雨降りのなか、動物園への散策に行くことに。


保育園からの持ち物の指定は、カッパではなく、傘と長靴!


その日は蒸し暑く、気温も湿度も高くなる予報だったので、カッパだと蒸れて暑いだろうということで、傘をさしての散策となった経緯です。


ここにきて、まさかの傘指定。


持ち物が変更になったのは、前日の午後。

傘を持っていない我が家は、前日に急遽買って、本人に少しレクチャー。

案の定、指を挟める

やはり長男自身では傘の開け閉めが出来ず、、、。


案の定、指を挟んで痛がる始末。


最近の傘は指を挟めにくいような構造ですがそれでも挟めた長男。


長男だけに買うと喧嘩になるので、兄弟皆平等精神で次男にも買い与えたところ、一回教えただけで自分で開け閉めができる3歳次男。


やはり、長男の手先の不器用さが顕著。


ひとまず、動物園を楽しむためにも、傘で手間取らないように、前日と当日、担任と加配の先生に、


「傘ははじめてで昨日買ったので、開け閉めがうまくできません。フォローお願いします!」

と口添え。


もう、保育園に丸投げしました(笑)


道具の使いこなしも個人差があって良い


日常的な道具は使いこなせたに越したことはありません。

同年代の子たちは何も問題なく使っている道具たち。

周りと比べると焦ったり、どうしてうちの子だけができないの?と悲観的になりがちですが、体格や性格が違うように個人差があると思って接しています。

そして、極力、使わなくても済む道具は無理に使わせない。

本当にその道具が必要なとき、自ら積極的に考えて使って、たくさん失敗して、そこから亀のスピードでもよいので学んでいけば良いと考えています。

長男は、一歳前からリハビリを続けており、今もOT(手先の訓練)は継続中。


訓練では、指先の動かし方のコツを教わり、あとは、実践で繰り返すのが大事です。


まとめ

  • 雨の日はやっぱりカッパで充分

  • 使えない道具が増えると本人も親もイライラのもと

  • 使用頻度の低い道具はあえて使わせない→生活に支障ない

  • はじめての道具は、周りへのサポート要請を必ずする

  • 使えなかった道具は、OT先生に報告し、コツを聞いてくる


はじめての傘に長男は嬉しくて興奮していました。


きっと、もう少し大きくなって、手のひらも大きくなって、筋力も今よりはついてくれば、傘の開け閉めもできるはず。


そう信じて、今は気長に待ちます。


それでは、今日も良い一日を(^^)

あろはる

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