世界の偉人たち
アキラは毎日、英語の本を読むタスクが与えられている。
英語を理解できることで、日本の情報だけでなく世界の情報を得ることができるから。
アキラが理解しやすい本をパパが選んでネットから購入してくれるのだが、ママも気に入って楽しんでいる本がある。そちらがコチラ↓
【Stories for boys who dare to be different】
訳すると〝あえて(周りと)違う人になる少年たちのためのストーリー〟
76人もの世界の偉人をシンプルに紹介している。
時々アキラが知っている人も出てくるが、殆ど知らない人ばかり。
今までママが一番感動したのが
パキスタンの少年、IQBAL MASH(イクバル・マシー)。
4歳の時からカーペット工場で働き、お母さんの病気をきっかけに工場から100ドルのお金を借りたが、返済ができずに彼は工場の〝奴隷〟となる。一日12時間、休日なしの過酷な労働の中、何度か逃げ出したが連れ戻される。
10歳の時、人権団体の助けを得て自由の身となる。自分と同じ境遇の子供たちを助けるために、パキスタンの児童奴隷の現状を世界に訴える。
1995年12歳の時、アメリカで〝リーボック人権賞〟受賞し帰国後、カーペット工場主から多くの反発を受け120発の銃弾を浴びて射殺される。
本を読んだ後、必ず一緒に Youtube を確認。
そうすることで人物像がよりクリアになり、新たな発見も生まれる。
そして何より、ママ自身が今まで知らなかった事を知れて楽しい!!
小さな身体で、ものすごいパワーです!!
彼の死後、Iqbal の悲しいニュースを知ったカナダの12歳の少年 Craig Keiburger君が、Free the Children を結成し児童奴隷の解放を訴えました。
子供たちのパワーって凄い!!
Iqbal の思いを引き継いで、他の子供がその活動を広め世界を変えていく。iqbal の肉体は若くして亡くなったけど、思いはこうやって未来に向かって広がっていくんだと思うと、もう涙が溢れて(激涙)!
この実話は、アキラの心にも強く残ったようです。あまりにもママが Iqbal のことを感心しながら話すので、
「僕も奴隷になろうかなぁ。笑」
(キミの思考回路はいったい!?)
こちらも興味深かった。
CHESLEY SULLENBERGER
(チェズレイ・サレンバーガー)
アメリカのパイロット。2009年、US エアウェイズが飛行中にエンジン停止状態に陥ったにもかかわらず、冷静な判断でハドソン川に不時着させ、全ての乗客乗員の命を守った英雄。
読んだ後も、お決まりのように youtubeチェック。飛行機好きのアキラにとっては、たまらない映像。そんな中、関連映像として脇の方に〝911〟の飛行機がツインタワーに激突する映像が。
そうすると、アキラはまたこちらを観たくなる訳ですよ!!
911についてのお勉強が始まる。
こういう脱線・・・ママは嬉しいのです。
何度も何度も映像を観て、ポツリと一言。
「飛行機が追突して、ビルのこの崩れ方はおかしいよね!?」
(アキラ、偉い!!)
ママは、当時のニュースをテレビで観て何も疑問も感じずに、ただ泣いてたよ(苦笑)。さすがエンジニア思考をお持ちだわ。ママは感心したよ!
こちらもなかなか興味深かった!
TANK MAN (タンクマン)
ググると(無名の反逆者)で出てくる。1989年の天安門事件の時に、戦車の前に立ちはかだかり反逆。恐れを知らず立ちはだかった男性はこの事件の象徴とされているようです。
こちらもYoutube で当時の様子を確認。
映像を観た後、アキラがこんなものを作製。↓
TANK MAN です! レゴのフィギュアの険しい表情から、当時の様子をなかなか上手く表しています。
こちらの英語本、男の子にかなりオススメです!
そして、Youtubeって本当に素晴らしい教材です!!
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