課題の解決方法教えてくれるGPTs作ったよ
全国1億人の上司に無茶振りされてる皆さんこんにちは
村岡です
無茶振りについては自身が成長できる機会として嬉しさと感謝のみで対応されている皆様とは存じますが
「これどうやったら完了できるの?」
みたいな時もあるかと思います。
あと、なんか良さげなアイデア浮かんだけど、実際どんなタスクになるのだろうとか、何か考慮漏れないのだろうか。とかもありますよね?
そんな時に自分用に使ってたのが以下のGPTsです
この子は以下をしてくれます。
例えば
「カスタマーサポートチームの立ち上げ」
と入力すると以下の出力をしました。(実際のログ)
カスタマーサポートチームの立ち上げ(GPTsの回答)
カスタマーサポートチームの立ち上げに際しては、顧客満足度を高め、ブランドロイヤルティを構築することが目標です。この課題を解決するにあたり、以下の指針に従います。
課題解決に最も適切な専門家
カスタマーサービスマネージャー: 組織の顧客対応戦略を策定し、チームを率いる。
カスタマーエクスペリエンス(CX)デザイナー: 顧客の経験を設計し、改善策を提案する。
トレーニング&開発スペシャリスト: スタッフのトレーニングプログラムを開発し、実施する。
適切な専門家が課題解決する際の行動指針
ニーズ分析: 顧客が最も価値を見出すサービスの種類を理解する。
チーム構築: 効果的なコミュニケーションと問題解決スキルを持つメンバーの選定。
プロセス設計: 効率的かつ効果的な顧客サポートのフローを確立する。
トレーニングプログラムの開発: チームが一貫したサービスを提供できるようにする。
フィードバックループの確立: 顧客とチームからのフィードバックを収集し、改善につなげる。
課題解決に使用するフレームワーク
SWOT分析: 強み、弱み、機会、脅威を評価し、戦略を策定する。
カスタマージャーニーマッピング: 顧客の経験を可視化し、接点ごとに改善点を特定する。
SMART目標設定: 明確で測定可能、達成可能、関連性があり、時間制限のある目標を設定する。
その他のベストプラクティス
オムニチャネル対応: 顧客が好むあらゆるチャネルでサポートを提供する。
エスカレーションプロセスの明確化: 問題の解決が困難な場合の手順を定める。
顧客フィードバックの定期的な分析: サービス改善のためのインサイトを得る。
アクション可能な粒度まで分解し、todoリストを作成する
市場調査を行い、顧客ニーズを特定する。
カスタマーサポートの役割と責任を定義する。
チームメンバーの選定と採用プロセスを開始する。
カスタマーサポートのプロセスとプロトコルを設計する。
内部トレーニングプログラムを開発し、実施する。
フィードバック収集と分析のシステムを確立する。
カスタマーサポートのパフォーマンス評価基準を設定する。
失敗学の「事前検死」のメソッドに従いメジャーな失敗はどのようなものがあるか列挙する
不十分なトレーニング: チームが顧客の問題を解決するスキルが不足している。
コミュニケーションの不足: チーム内外での不十分なコミュニケーション。
プロセスの複雑化: 顧客やチームメンバーが理解しにくいプロセス。
フィードバックの未活用: 顧客やスタッフからのフィードバックを改善に活かさない。
技術的問題: システムの障害や不具合によるサポートの遅延。
課題を1発で解決するchatGPTへのプロンプト案
「カスタマーサポートチームを効果的に立ち上げ、運営するための戦略、フレームワーク、およびトレーニングプログラムの詳細な計画を提供してください。」
さらに課題解決の精度を上げるために質問者にあなたに渡すべき情報をリクエストする
対象とする市場や顧客層の詳細。
現在利用可能なリソースと予算。
期待されるサポートチャネル(電話、メール、チャット等)。
サービス提供の時間帯や言語。
短期および長期での目標。
良くないですか?
これに上記で出力してもらった、課題を1発で解決するchatGPTへのプロンプト案
「カスタマーサポートチームを効果的に立ち上げ、運営するための戦略、フレームワーク、およびトレーニングプログラムの詳細な計画を提供してください。」
を入力した時の出力は以下です。
課題を1発で解決するchatGPTへのプロンプト案への回答
カスタマーサポートチームを効果的に立ち上げ、運営するための詳細な計画を策定するには、戦略の策定、適切なフレームワークの選択、そして充実したトレーニングプログラムの開発が不可欠です。以下に、これらの要素を詳細に分解し、実行に移すためのステップを提供します。
戦略の策定
目標の設定: 明確で測定可能な目標を設定し、チーム全体で共有します。これには、顧客満足度(CSAT)、解決までの時間(TTR)、ファーストコンタクト解決率(FCR)などのKPIが含まれます。
顧客理解の深化: 顧客セグメントごとのニーズと期待を理解し、それに応じたパーソナライズされたサポートを提供します。
チャネル戦略の選定: 顧客が好むコミュニケーションチャネル(電話、メール、チャット、ソーシャルメディアなど)を特定し、オムニチャネルサポートを目指します。
フレームワークの選択
カスタマージャーニーマッピング: 顧客の購入プロセスとサポートが必要になる可能性のある各接点を特定し、それぞれに対応するアクションプランを策定します。
エスカレーションマネジメント: 問題解決のための明確なエスカレーションフローを設計し、顧客の問題が迅速に適切なレベルにエスカレートされるようにします。
フィードバックループ: 定期的な顧客フィードバックの収集と分析を通じて、サービスの改善点を特定し、実装します。
トレーニングプログラムの開発
製品知識: 製品やサービスに関する徹底的なトレーニングを提供し、顧客からの質問に正確に答えられるようにします。
コミュニケーションスキル: 効果的なコミュニケーション技術、顧客との良好な関係構築、エスカレーション時の対応方法をトレーニングします。
トラブルシューティング: 典型的な問題とそれに対する解決策のトレーニングを行い、問題解決能力を高めます。
ソフトスキル: 同情心、耐性、聞き取りスキルなど、顧客との接触において重要なソフトスキルのトレーニングを提供します。
実行計画
採用: カスタマーサポートの役割に適したスキルセットと個性を持つ候補者を選択します。
オンボーディング: 新入社員が組織の文化を理解し、チームメンバーと良好な関係を築けるようサポートします。
継続的なサポートと開発: 定期的なパフォーマンスレビュー、進行中のトレーニング、キャリア開発の機会を提供します。
テクノロジーの活用: CRMソフトウェア、チケット管理システム、ナレッジベースなど、チームの効率を高めるためのテクノロジーを導入します。
パフォーマンスモニタリングと改善: 定期的にKPIをレビューし、目標達成に向けて必要な調整を行います。
カスタマーサポートチームの立ち上げと運営は、顧客の期待に応え、ブランドロイヤルティを構築するための重要なステップです。上記の戦略、フレームワーク、トレーニングプログラムを効果的に実装することで、高品質なカスタマーサービスを提供し、組織の成功に貢献することができます。
良いですよね?
noteのカスタマーサポートチームをマネジメントしている身としてもだいたい考慮するところはまとまっていると思います。
とはいえ、現場経験無いと勘所を間違える可能性はとってもあるので、あくまでも参考程度に考慮漏れを探すといったふうに自分は使ってます。
これを使うと「あー確かに、それもあったな」とか「それは知らなかったな」ということに出会えるのが良いのです。
なお、GPTの回答にある事前検死のメソッドについては深津さんに教えてもらいました。以下のnoteに詳しく記載されてます
さまざまな案件をレビューするプロンプトを試したりしてたのですが、かなり汎用的に使えるメソッドで素晴らしいです。
もはや怖い。
怖いですよね?
ちなみに、見出し画像もchatGPTに作成してもらいました。
息子のおもちゃ代になる予感です