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自分のための本音。
自分の思いをまっすぐ伝えることができる人ってステキですよね。
「私もそうありたい!」という思いが強くあり、日々の中で実践中です。
本音を言える人にはみな共通点があります。
彼らはどんな場面においても「自分を尊重する」ことを一番大切にしています。
日本には昔から「人を思いやることが美徳」という文化がありますが、それが受け継がれる中で「自分より他者を優先することが大切」と誤った方向に進んでしまったように感じています。
これは「思いやり」ではなく「自己犠牲」です。
そこを混同し、氣づかぬまま当たり前のように自分に我慢させている。
そんな人が多いように思います。
私もそうでした。
自己犠牲マインドの強い母に育てられた私はそうすることが「愛」だと勘違いし、誰に対しても自分の身を削って相手に奉仕する、ということを長い間やってきました。
ところがそれをやり続けている以上、自分はすり減る一方なので自分の中が枯渇していきます。
「本当に満たされる」ということがどういうことなのかわからない。
そこに氣づいたとき私は「自分を一番大切にして生きる」と決め、どうやったらそうなれるのかを模索し始めました。
最初にまずトライしたのが以下のこと。
自分にかけていた制限を取り払い
行きたいところに行く。
会いたい人に会う。
興味のある学びや習い事をする。
欲しいものを買う。
食べたいものを食べる。
などをやってみたけれど、心の底から満たされる感じはありませんでした。
そこで次に実行したのが「本音を伝える」ことでした。
最初はこわかった。
私の中に相手に本音を伝えると「傷つく」「拒絶される」という思い込みがあったからです。
特に家族やパートナーといった近い人たちに本当の氣持ちを伝えることには抵抗が強く出ました。
なぜならここで拒絶されてしまったら私の居場所がなくなってしまう。
そんなふうに思っていたからです。
でも実際は違った。
恐々ながらも本音を伝えてみると拒絶されることもなかったし、傷つくこともありませんでした。
むしろこちらが本音を伝えることで相手も心を開いてくれて彼らの本心がわかりホッとした。
これまで抱えていた思いは私の思い込みに過ぎなかったということが分かっていきました。
そして何より、自分が一番満足しました。
結局ここなんです。
自分をホントに満たすことができるのは自分しかいない。
その最たる行為が「自分の正直な思いを相手に伝える」ということなんじゃないかと思っています。
抑え込んだ氣持ちは外に出さない限りずっと私たちの身体にため込まれていきます。
それが心に負荷をかけイライラの原因になったり、病氣として身体に出たりするのです。
私のこれまでの経験で「なぜかわからないけどモヤモヤする」というときや、身体のどこかに不具合が出ているときというのは、心の奥底に昔封印した何かしらの感情が「そろそろここから出たいよー」と言ってるときでした。
それを出すことができたとき、心や身体は元の自然な状態へと戻っていきました。
私たちが一番大切にしなければならないのは自分です。
それは相手が誰であろうと変わりません。
自分の本音を伝えるというのは自分を尊重する最も美しい行為。
私も臆することなくもっと堂々と本音を伝えられる人になっていきたいなぁと思っています。
今日も読んでくださりありがとうございます。
また書きます。
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