シェア
のぞむ
2020年4月13日 20:24
1週間。 流産になるだろうと言われてから、1週間。 私の中の命は、必死に生きようとしていた。 けれど、とうとう、私の中から去ろうとしている。 感傷。 そうとしか言えない。 ただ、1週間の時間が、私にこの瞬間を受け入れるのに十分な時間をくれた。 だから、存外落ち着いていられる。 困ったのは、母への報告だ。 そして、喜んでくれた同僚や、お世話になっている講師の方々への報告。
2020年4月12日 23:35
生まれてきた事は奇跡なんだと、今ほど実感できる事はない。 それは私の中で戦う命があり、共に生きている今だから、強く思う。 悲しまないで。 ありがとうと言って。 大丈夫。 どうか、この時代に生まれてきた事を疎まないで。 この時代に生まれて、生きていく力が有るのだと、あなたは自分を信じて生まれてきたの。 あなたという命の奇跡を、どうか拒まないで。 あなたの命の尊さを、どうか信じ
2020年4月11日 18:54
戦っているんだと思う。 必死に生きようとしてくれていると思う。 だから、私も生きることに必死になる。 それが、私の中の命に対する敬意だと思う。 これは、きっと今の私だから感じることなんだと思う。 誰かにこの感覚を共有しようにも、たぶん、分からない。 分かろうとしても、できないと思う。 これは悲観しているのではなく、責めているのでもない。 だって、私と私の中の命の話なのだから。
2020年4月9日 17:46
私のお腹には今、生きているか判らない、でも、まだ死んでいない命が在る。これを書くかどうか、とても悩んだ。けれど、悩んだからこそ、残しておこうと思った。 * * * ことの始まりは、去る3月30日。 生理が遅れていたので、産婦人科を尋ねたことだった。市販の妊娠検査薬も買っていたがうまく反応しなかった為、直接、産婦人科を訪れたのだった。 そこは最近できたばかりの産婦人科で、分娩も