改めて気付いた琵琶湖の価値
日本最大の湖である琵琶湖。我が滋賀県だけでなく、日本の宝である。そんな琵琶湖の価値を滋賀県民はないがしろにしていた。
なんでそんなことが分かるかって?
僕自身がそうだったから。
「滋賀県?琵琶湖しかないとこだよね」
「滋賀県って半分が琵琶湖なんでしょ」
「ごめん、琵琶湖のイメージしかないや」
県外の大学へ行ったとき、自己紹介をすれば必ずと言っていいほど琵琶湖について言われた。
「そうやねん。琵琶湖しかないんよ。一応言っとくけど、琵琶湖は滋賀県の1/6やからな!」
このテンプレートを何回言ったことか。
琵琶湖があるのが当たり前の状況で育ち、何にも思ってこなかった。「湖がある」という事実だけ。県外の人からはいじられるし、地元民は特に何も思ってないし。
そりゃ、雑に扱いたくもなるよなと。
ごめん。
やっと琵琶湖の価値に気付いたよ。
2022年から地元である滋賀県にUターンし、地元密着型の仕事をするようになった。地域の魅力は何か、どんな発信をすれば県内外の人に認知してもらえるのか。地元の地域や滋賀県について考えれば考えるほど、琵琶湖がカギになることに気付いた。
実際に、滋賀県西部では琵琶湖が有効活用されていることに注目が集まっている。海も湖もほとんど変わらない。SUPだってできるし、テントサウナだってできる。
今は海外に行きにくいご時世。国内でハワイのような楽しみ方ができる琵琶湖の価値がぐんぐん上がっている。
昨日「奥琵琶湖パークウェイ」という施設に遊びに行った。その道中での琵琶湖の景色が最高すぎて。
「こんな素敵な景色を身近に感じられるんだ」
天気が良いこともあって、絶景だった。
身近な人ほど、当たり前の価値に気付きにくい。昔からあるものだし、ない状態が分からないから。
県外から人を呼ぶための観光ツールだけではない。地元の人が地元を味わい尽くすための環境なのかなと。
「滋賀県って何があるんですか?」
「琵琶湖があります!最高っすよ!」
堂々と琵琶湖の良さをアピールできるように。滋賀県って何もないところだと思っていたけど、全然そんなことはなくて。
地元の人間こそが当たり前の環境を大事にできるようにしたい。
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