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ミルクの変身
突然ですがクイズです。
これは何をつくっているところでしょう?
![](https://assets.st-note.com/img/1707570457693-TtElTEJwiK.jpg?width=1200)
こたえは…パニール!
インドのカッテージチーズのようなものです。
リシケシでお散歩をしていたら、たまたま通りがかったミルクショップ(ミルク・乳製品屋さん。デイリーショップと呼ばれることが多い)で見かけた風景。
パニールをつくるには、まず、温めたミルクにレモンなど酸性のものを加えて混ぜます。そして出てきた塊をまとめて布等に入れ、重しをして水分を取り除き、固めていきます。
なんとも大きな青い樽。樽の中に水を入れて重しにされていました。
自分自身がパニールを家で手作りしたときの記憶と重なり、
もしかして…とワクワクしながら聞いてみました。
「これ、パニールつくってるんですか?」
“そうや!”と。
(やっぱりー!なんだか嬉しい。)
「何キロぐらい?」
“4キロぐらいかな~”
(4キロかぁ。1リットルのミルクからできるパニールは、ほんの手のひらサイズ。いったい何リットルのミルクが使われているんだろう…)
リシケシはヨガの聖地としても有名で、レストランもベジタリアン料理のみのところが多いです。たんぱく源の中心となるミルクと豆。きっと重宝されているのでしょう。
ミルクショップのヒンディ語を読んでみよう
看板を眺めてみると、パニールのほかにも、色々なものが書かれています。
右手のホワイトボードに、乳製品の名前がずらり。
![](https://assets.st-note.com/img/1707570710227-LQl12s9XWP.jpg?width=1200)
解読してみましょう^^
上から順に…
![](https://assets.st-note.com/img/1707570813073-MZ3DTSv58R.png?width=1200)
乳製品だけで、こんなにバリエーション豊かなのがおもしろい!ミルクって色んなものに変身できるんだなぁ。
ヨーグルトは、おうちで手作りしている人もよく見ます。(日本でも手作りされている方、いらっしゃいますね^^ 私も、ときどき作ります。)
Mavaはクルフィというアイスや、ラブリと呼ばれるスイーツなど色んなおやつの材料に。インドの甘いものはミルク、おさとう、ナッツでできたものが多い印象があります。
ちなみに、デリーに住んでいた時、豆腐は「soya bean paneer」と呼ばれていました。大豆のパニール。確かに形が似ている。クセのないさっぱりした味も、豆腐とパニールの共通点のように感じます。食感は一般的には、パニールのほうがしっかり固まっているかな。
パニールをつくってみる?ヒンディ語を学んでみる?
パニールは日本ではあまり売っているのを見かけないですが、ご自宅でも作ることができます^^
固め具合によって、ふわふわムースのような食感にも、しっかり固めにもなるパニール。自分だけのオリジナル、お好みの固さで作ってみてください。
(レシピ記事は別途書きます~)
インドに行くのなら、少しでもヒンディ語を学んでみるのがおすすめ。どの国に行くにしても現地語をかじってから行くと、発見が多くなると思います。インド料理屋さんのごはんも、野菜など材料の名前を覚えると、なるほど!と思いながらメニューを見るのが楽しくなります^^
◆初めてヒンディ語を学ぶ方のための講座を開いています。
ヒンディ語が少しでも分かると、インド料理の理解が深まったり、インド・ネパール料理屋さんとお話ができて楽しいですよ♪
◆料理は五感を使った瞑想。同じく瞑想がやってくることを感じられる、ヨガのレッスンを行っています。初心者さん、肩の硬い方にもおすすめな、質問タイム多めのレッスンです^^
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