方向音痴を治す方法?
以前このような話を書いたが(👆),
私もずっと方向音痴だった。
小学校2年生くらいの時、
黒板に貼られた大きな地図上に、
自分の家を書き込む授業があったのだが、
私は黒板の前で
ずーっと考えながら突っ立ったままで、
とうとう自分の家がどこにあるのか
指すことができなかった。
近所に住んでいた男の子が助け舟を出してくれて、
「ありすちゃんの家はここです」
と書き込んでくれたが、
「へぇ、そうなの?」
と思いながら眺めていただけだった。
大人になってからは
地図が少し読めるようになったが、
もちろんぐるぐるまわし過ぎて目がまわる勢いだ。
「そんなんでよく海外に一人で行けるね」
とよく言われるが、人に言わないだけで
陰で壮絶な“まいご劇”が繰り広げられている。
留学していた時なんて、
最初の頃は毎日地図を持って
登校しているのにもかかわらず、
初登校から5日目までは
ちゃんと寮に帰れなかった。
日が暮れる頃、ようやくたどり着いて
勉強以上に疲れてしまう日々だった。
英語で「私、方向音痴なの」と言う時は、
I have no sense of direction.
などと言う。そう、方向の“センス”がないのだ!
では、これって鍛えれば磨かれるものなんだ?
でもいったいどうやって…?
克服するために、注意深く目印を
覚えて歩いたこともあったけれど、
いまだに、自分の家の近くのことを
説明するのも苦手。
だからタクシーに乗るのも苦手。
計画的に道を説明できないから、突然、
「はいっ、ここ! この角で曲がってください!」
などと切羽詰って言い、
運転手さんに急ブレーキを踏ませ、
二人でムチ打ちになりそうになりながら、
恐怖のドライブとなってしまう。
ロンドンの2階建てバスでも、
眺めがいいからといって
2階に乗ったら悲劇の始まり。
「あっ、ここだっ!」
と叫びながら1階に駆け下りて、
飛び降りるといったことも一度だけではなかった。
私についてきた子たちは思いっきり
「頼りにならない」という目で私を見て、
「本当にここで降りていいんですか?」
と不信感いっぱいで、私に尋ねたものだった。
多分今は,危険だから
飛び降りは禁止になったと聞いた。
(まさか私のせいじゃないよね?)
で,そんな方向音痴を治す方法は?
もうこうなったら英 愛子さんに聞いてみよう。
現実味がないものばかりだなと思ったけれど,
ナビゲーションメガネは欲しい!
誰か開発して~!
でも結局は具体的な解決法は見当たらなかったね…。
自分で目印を見つけ,気をつけるしかないのか。
ナビゲーションメガネが開発されるまでは!
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