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亡くなった人はどこにいる?

昨日は秋分の日だった。
お墓参りに行かれた方もいるだろう。
私はもう随分、お墓参りに行っていない。
母や祖父母のお墓が電車で2時間半の
遠いところにあるのも一因だけど。
「千の風になって」なんて歌もあったけれど、
私も母や祖父母はお墓にいるような気がせず、
実家の仏壇か、いつも私の周りに
いてくれているような気がするので、
わざわざお墓に行く気があまりしないのだ。

…とはいっても、お墓がある限り、
時々は手入れをしないといけないのだけど。
今回は妹がお墓参りに行ってくれるので、
お願いしてしまった。

亡くなったらそれで終わり、
という考え方もあるけれど、
私は母や祖父母は、どこかで私たちを
見守ってくれているような気がしている。
そして私も亡くなったらそうしたいと思う。

自分はどうせお墓に
じっとしているとは思えないので、
できればお墓には入りたくないのだが、
こればかりは残された人が
決めることだから仕方がない。

でも一応娘のチビ子(10歳)には、
「ママが死んだら、骨は海に撒いてね」
と言ってある。
かなり幼いころから頼んであったので、
その頃は意味がわからず、
「犬に骨を投げて取ってこさせるみたいに、
 海にポーンと投げればいいの?」
などと言っていた。
当時まだチビ子は
火葬することを知らなかったので、
骸骨をポンポン海に投げ入れるという
イメージだったらしい。

散骨も実際やるとなると難しいのかな…?
叶うかどうかはわからないけれど…。
できれば祖父母と母のお墓も、
東京に移すことを考えているが、
これも難しいのだろうか…?

できればお墓を近場にかためるか、
撒いてなくなるようなかたちにしていきたい。
お墓に骨を残さなくても、
思い出や大切な想いは、
別のところにあると思うから。

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花咲ありす
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