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旅の記憶 聖地やアートや

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旅先の体験や景色の記憶を掘り起こして整理中です。一期一会の場所、再訪したい場所、まだ見ていないあの場所など。
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#国宝

国宝《松林図屏風》春の東博から、秋には七尾らしい

お正月恒例の東京国立博物館の《松林図屏風》展示。 令和7年(2025年)の新春展示は1月2日から13日(月・祝)まで。 そして令和7年秋頃に石川県七尾美術館で公開予定とのこと! 開館30周年記念特別展にお目見え計画があるようです。 以前、七尾美術館ではレプリカ展示を見たきりなので、七尾で本物の作品はどのような展示になるのか気になります。 七尾美術館のホームページはこちら みんな大好き、国宝《松林図屏風》は長谷川等伯筆6曲1双、安土桃山時代の名品。 霧というかモヤというか

未来の国宝〈太陽の塔〉内部見学 作者は岡本太郎 EXPO’70→EXPO2025

EXPO’70 太陽の塔 〈太陽の塔〉は大阪府吹田市の万博記念公園にあります。 1970年(昭和45)3月から9月までの183日間に開催された、日本万国博覧会(大阪万博、EXPO’70)のテーマ館として建てられました。 万博のテーマは「人類の進歩と調和」。 〈太陽の塔〉はその象徴として〈お祭り広場〉の大屋根を突き破って建てられました。 高さ約70mの〈太陽の塔〉は4つの顔を持っています。 頂上部の〈黄金の顔〉は未来を表し、中央の直径12mの〈太陽の顔〉と背面の〈黒い太陽

千利休 茶室《待庵》

千利休が作ったと伝わる妙喜庵の茶室《待庵》は京都大山崎にあります。 「天下分け目の戦い天王山」で羽柴秀吉本陣となった天王山の麓です。 国宝指定の茶室は3つあり、そのうちで最も古いものといわれています。 他の2つは《如庵》(愛知県犬山市)と《密庵》(大徳寺)となります。 見学は完全予約制(往復ハガキによる申し込みのみ)です。 写真撮影は禁止になっています。 今回の記事は、ご縁があって待庵をゆっくり体感することが出来た際のものです。(ここでは写真掲載はありません) 次の写真は