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記事一覧
グローバルリーダーの流儀 森本作也
マッキンゼーのことはほとんど書かれていないが、海外でビジネスをする人、特にマネジメント層にはぜひ読んでほしい内容でした。
シリコンバレーを対象に書かれていますが、東南アジアや他の地域でも十分通用する考え方で、私自身もこれまで多くのアジア人とビジネスをする上で大切にしてきた考え方が詰まっていました。
仕事第一ではないので、働かされていることを受け入れません。主体的に働くようにモチベーションをあげ
なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか? 田中裕輔
競合との差別化
MECEからロジックツリー
マッキンゼーにおける役職と階級、評価制度、バリューをだすことの意義。
人に評価フィードバックをするとき、強みから挙げる、欠点は成長すべきところと表現する(もっと良くなる)、精一杯手を伸ばせば届きそうなところを目指させる、こと。
何のクエスチョンに答えるかを明確にし、アクション仮設を明確にする。
それが経営に大きな影響を与えるイシューになるかどう
ビジネスモデルの教科書 大前研一
もし自分がその会社の社長ならという視点で各社の課題や現状からの経営戦略や打ち手を考察していくという、ビジネスアドベンチャーブックのようなものでした。
コカ・コーラ、ローソン、Uber、任天堂、キャノン、シャオミ、ゼンショー、クックパッド、日経新聞、Airbnb、ニトリ、島精機製作所といった企業を取り扱う。
5年前の書籍なので、日経、ニトリ、ローソンなどすでにこれらの打ち手で展開を進めている企業
マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書 大嶋祥誉
常にSo what? Why so?を持ち続ける。
自分が作りたい資料を作るのではなく相手が理解できる資料を作る。
アンケートを作ることが仕事ではなく、アンケートで何ができるかを考え、そこから見つけた価値ある分析結果を使ってどんなストーリーが描けるかまで落とし込まれていることが大切。
自分は何を期待されているのかを正しく理解し、自分のユニークさは何かを知って、そのユニークさを期待される仕事に
マッキンゼー式ロジカルシンキング 赤羽雄二
最近マッキンゼーの人々とご一緒することが多く、これまでとは全く違う世界の人々だと感じるので「マッキンゼー」と着く書籍を色々と読んでみます。
A4メモ書きで思考のアウトプットと整理を短時間で一気に行う。
理由は3つ挙げる。
マトリックスで頭の整理をする。軸の選び方は数をこなしてなれるしか無い。
フレームワークを使う。
ビジネスシステム、相互関連の構成要素、因果関係、FAW
3C
ロジッ
モチベーション3.0 ダニエル・ピンク
モチベーション2.0と言われている報酬や対価を与えることでやる気を出せることが正しいアプローチではないということを教えてくれます。
アメとムチがうまくいく、つまりモチベーション2.0が機能するのは単純作業の場合のみ。創作仕事には一切向いていない。
ルーチンワークかどうか? → YES
やりがいを増やして多様化させることができるか? → NO
この場合は報酬を利用しよう。
そうでない場合、
最強の生産性革命 竹中平蔵 ムーギー・キム
昭和時代の終身雇用、正規雇用、退職金のようなものにしがみついて働いているのは恐竜時代の仕事をしているようなもの。自分の働き方ポートフォリオを作り、やりたいことを全部やる生き方をする。
茶目っ気とパッション、包容力、多様性を受け入れられるリーダーを目指す。
専門家が集まるCPU、ストラテジーチームを持つ。自らの弱点をサポートしてくれる仕組みを持つことが大切。
若者の想いに共感し賛同し、自己実現
竹田流 人間力の高め方 竹田寛行
御所実業高校ラグビー部を立ち上げ監督としてラグビー部を率いてきた竹田監督の著書。
高校生という一般的に扱いが難しいと感じられる世代であり、さらにラグビー部という何ともラグビーに縁がない人からすると大変な仕事を担ってこられた中で培われたリーダーを見抜き育てる力、高校生たちを育てる手法や考え方、接し方がラグビー部のこれまでと合わせて書かれていました。
奈良県においてダントツの1強だった天理高校と破
LIFE SPAN 老いなき世界 デビッド・A・シンクレア
医療業界に携わる経営者から、これは読んだほうが良いとオススメされていた本をようやく読むことができました。
老化・老いというのは自然現象ではなく病気なのだという研究を続けている第一人者による書籍。
老化の原因を徹底的に解明し、その原因をどう対策することで老いを止める、あるいは遅くする方法を研究してきている著者。そしてその先の未来はどうなるのか、平均寿命が伸びるだけではなく健康寿命が伸びる、最高齢
2060未来創造の白地図 川口信明
特許DBサービスを運営されているアスターミューゼ社による2060年にはこんな世界になっているのでという指南書。
特許を扱っている企業だけあって、新しい技術やトレンドが形になってから一般に浸透するまで、どのフェーズでどの程度時間がかかるかという視点が書かれているところが面白い。
特許がほとんど無く、グラントの中にテーマ単体での採択が無く、上位概念の大プロジェクトの課題に含まれている基礎技術の場合
みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史
様々な場面で悪い事例として引き合いに出されているみずほ銀行のシステム統合に関する解説書。
当時実際に孫請のような形で実働チームの一部を担っていた金融系SIer企業の経営陣と近い関係にあったこともあり、概要は何度も聞いていました。社内で「例のトラブルプロジェクト」と呼ばれていましたが、エンジニアとして具体的にはどのような技術的なチャレンジがあり、どう乗り越えていったかを知りたいと思い読んでみました
安売りしない会社はどこで努力しているか? 村尾隆介
「小さな会社のブランド戦略」の著者の本。
安売りに逃げてしまいそうな経営者に向けて、安売りではない方法で生き残る、成長をさせることを目指すよう促す内容。
価格以上の価値をどう生み出し、提供するかを徹底して考えて商品やサービスに活かしていくこと。
会社のファンをどう増やすか、大企業ができないことを徹底していく。
価格以外でどうお得感を出すのか。
買う前の不安をしっかりと取り除けているか。