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自分で「始めた」女たち・女性の起業家精神にふれる

こんばんは、アレクサンドリアです。

図書館で何気なく借りた本が良かったのでご紹介します。

『 自分で「始めた」女たち』』 グレース・ボニー著

この本は、自分が夢中になれること、好きなことで仕事をしている女性達が100人以上登場し、彼女たちに著者がインタビューして、その人ならではの思いを軽快かつ率直に語ってくれています。

私がこの本を借りたのは、たまたま返却棚に置いてあり、手に取ってパラパラみると、オールカラーで鮮やかな紙面に、個性的で魅力的な女性達の写真や仕事部屋や作品たちが写っていて、見るだけでも楽しそうだなと思ったからです。

部屋のインテリア写真を見るのが好きなのと、これからの自分にとって、彼女たちのスピリットが参考になりそうだなと思ったのもあります。

前置きはこれぐらいにして、内容ですが、100人いたら100個の珠玉のストーリーが詰まっていましたね。
その中でも、この文章は良いなと思ったのは、例えばこちら。

自信をなくしたり逆境に陥ったときの立ち直り法は?

「立ち直る力」には、7段階のプロセスがあるの。
1)怒りに身を任せて感情を爆発させ、悪態をつき、髪をかきむしる。(人前ではやらないように。ネットでは絶対にダメ)。
2)嘆き悲しむ。落ちこむかもしれない。でも、うつになるのとは違う。
3)1日数回、散歩に出る。悲しみをうつ状態に発展させないように、頬に風を感じて。前に進む感触を味わって。
4)助けを求める。人を助けるのに慣れている人でも、自分から助けてとはなかなか言えない。助けを求めるのは弱いからではない。それは「この人は助けてくれる」と相手を信じている証。
5)発想を逆転させる。挫折じゃない。再生のチャンスなのだと。
6)怖いという感情を知り、大切にする。怖いと感じるのは成長しているとき。
7)ネガティブ思考をやめる。強制的にやめる。全部自分のせいだというのは傲慢な思い込み。自分がコントロールできることなんてそう多くはない。不運もある。運に対しては何もできない。本当に面白いのは、そこからよ。

ドミニク・ブラウニング(作家、活動家)

また、この文章には何となく納得。

10~20年前の自分に教えてあげたいことは?

17歳の自分ってことね・・・もっといろんなことに挑戦しなさいって言いたい。例えば大学時代、死刑制度廃止についての授業とか、今の自分なら絶対取りたかった授業があったのに取らなかった。すごく後悔している。それから、他人からどう思われるか気にしすぎるのをやめなさい、とも言いたいな。簡単なことじゃないし、大人になる前に必ず通る道なんだと思うけど。
50代の女性達と話してると、皆さん「もう他人からどう思われようが知ったこっちゃないわよ」って言うのよ。50歳になったらそんな境地になれるのかな。

アーティ・セクエイラ(シェフ、テレビ司会者)

他にも名文がたくさん!

どれもためになる内容でしたが、共通するのは皆さん、自分自身を信じて、ブレずに、壁にぶつかっても立ち直って進んで来られていることです。
これを読むと勇気が出ますね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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