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アルネイス

こんにちは。全世界13ヶ国のワインを扱うインポーター【アルコトレード】です!

ただ今定期的に【ブドウ品種】をテーマにご紹介しています!



本日は【アルネイス(Arneis)】です!

イタリア北部、ピエモンテ州の白ワインの土着品種です。

ロエロ DOCGや、ランゲ DOCの白ワインなどで知られていますが、実は食用ブドウでもあります。

デリケートで病気になりやすく栽培量が少なくなりがちの栽培がやや難しい品種とのことで、
ピエモンテの方言で「いたずら好き、気まぐれ、へそ曲がり、厄介者」などのニックネームもあるらしいです!

構ってちゃんみたいで、なんだかちょっと可愛いですね。


ピエモンテ州と言ったら、イタリアワインの王様バローロなどの長期熟成の高級赤ワインの産地として有名なので、赤ワインのイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもです。

なんと!白ブドウ品種のアルネイスが黒ブドウであるネッビオーロの強いタンニンの渋みを抑えるために、かつてはブレンドされたり混植されたりもしていたそうで(現在は禁止)
白いバローロ「バローロ・ビアンコ」や、白いネッビオーロ「ネッビオーロ・ビアンコ」なんて呼ばれていたそうです。

熟した洋梨や杏、白桃、花梨、そしてアーモンドやヘーゼルナッツ、白い花などのアロマ、
酸は控えめで、余韻に心地よい苦み、果実味豊かでボディのややしっかりした辛口白ワイン。

アルネイスから造られるワインは、ステンレスでのフレッシュなタイプから、樽で醸造や熟成したもの、スプマンテ、そして陰干しブドウから造られるパッシートという製法の凝縮した極甘口などもありますが、日本で見かけるのは前菜や魚介料理に合わせやすいようなフレッシュな辛口タイプが多いかもしれません。


本日ご紹介するのは【ロエーロ・アルネイス (ロエロ・アルネイス)DOCG】

イタリアのピエモンテ州南部タナロ川北側に位置する「ロエロ」の地名は、かつてこの地を治めていたロエロ公爵に由来します。

「ロエロ・ロッソ」というネッビオーロが主体の赤ワインもある地域ですが、白ワインの「ロエーロ・アルネイス」は80年代以降に、アルネイスという一度廃れたブドウ品種を一躍人気物にしました!


Cascina Riveri カシーナ・リヴェーリ

1975年 設立
面積:18ha
生産量:15万本

カシーナ・リヴェーリの畑はランゲとロエロにかけて広がっており、砂質・粘土石灰質が特徴の土壌です。
固有品種のみを育てています。

ブドウ自体の持ち味を引き出すため、畑の手入れは特に入念に行っています。

この地のテロワールが表現された、ストラクチャーのしっかりしたワイン造りを3世紀以上に渡って行っています。


Roero Arneis DOCG, Cascina Riveri
ロエーロ アルネイス DOCG、カッシーナ リベーリ

アルコール 13%
味わい やや辛口
アルネイス 100%

醸造方法 6℃で80%クリオマセレーションを8-10時間行う。
ス テンレス製タンクを使用し、初めの3ヶ月間バトナー ジュを行うシュール・リー法で醸造。

色調は濃いめの麦わら色のイエロー。
アカシアの花やトロピカルフルーツを思わせるような、心地よく生き生きとしたアロマ。
やさしくフレッシュでフルーティな味わい。

マリアージュ 鹿肉の生ハム、ルッコラのサラダ、シェーブル



ピエモンテ州と言ったらフランスやスイスにも接している北部イタリアなので、美味しいチーズも有名ですね。
同じ州の「トーマ・ピエモンテーゼ」というチーズなんていかがでしょうか?

日本でもお馴染みの「バーニャ・カウダ」も実はピエモンテ料理!
ピエモンテ語で「バーニャ」は「ソース」、「カウダ」は「熱い」を意味なんですよ!


両方ともロエーロアルネイスにピッタリ!
ぜひ合わせてみてくださいね!

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今夜もアルコトレードのワインに「乾杯!!🍾」

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