「ウンベルト・サバ詩集」須賀敦子 訳
<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.72>
トリエステの詩人・ウンベルト・サバ(Umberto Saba)。
日本に帰国後、早速、読んでみようと、彼の詩集を入手しました。
1911年に出版され、サバの名を、一躍有名にした作品です。
初めて読んだ時は、う~ん、難しい…と言うのが正直な印象で。
でも、2度目は、リズミカルな言葉の躍動感と言うのでしょうか、「旋律」を感じました。
題名「トリエステ」も、あります。
須賀敦子さんの訳された通り、ご紹介します。
是非、サバの言葉の「音」を、お楽しみください。
(本は、縦書きですが、横書きになる事を、ご了承願います)
詩集は、もちろん、本もそうですが、
同じ作品でも、いつ読むか、どんな時に読むかで、感じ方、受取り方が
違います。
初めて、サバの詩に触れてから、10年経過した、今。
きっと新しい発見があるのでは、と思っています。
ゆっくり、読み直してみます。
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