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ヨネザワが書いたもの

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#乃木坂46

齋藤飛鳥論 今もっとも目が離せない才能を紹介

齋藤飛鳥論 今もっとも目が離せない才能を紹介

実写版『映像研には手を出すな!』の立ち位置ドラマ版『映像研には手を出すな!』(以下、『映像研』)がとてもいい。予算の低さを感じさせながらも、演出や編集の工夫で視聴者の想像力を刺激し彩ある物語を紡ごうとしている。また、映画『初恋』で主役に抜擢された小西桜子など将来性がある俳優たちの怪演も魅力だ。

今回の主題は主演を務める齋藤飛鳥について書くことであるため、詳細なあらすじ等については下の動画などを参

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『乃木坂どこへ?』はなぜ面白かったのか。番組MC、さらば青春の光から考える。

『乃木坂どこへ?』はなぜ面白かったのか。番組MC、さらば青春の光から考える。

先日、日本テレビ系列のバラエティー番組『乃木坂どこへ?』が一応の区切りを迎えた。4月以降も継続するらしいが、先日の放送をもって第1シーズンの終了となった。

この番組はタイトルからわかる通り、アイドルグループの乃木坂46の冠番組である。が、登場するのはその4期生たちのみである。そして、この番組のMCがお笑い芸人のさらば青春の光だ。さらば青春の光といえば、ボケ(たまにツッコミ)の森田が『メンタル童貞

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『今、出来る、精一杯』と伊藤万理華について。乃木坂46ファンなら千秋楽の当日券に走ってほしい、チケットの保証はできないけど。

『今、出来る、精一杯』と伊藤万理華について。乃木坂46ファンなら千秋楽の当日券に走ってほしい、チケットの保証はできないけど。

根本宗子 作/演出の『今、出来る、精一杯』を観てきた。伊藤万理華を篠崎ななみ役に向かえて再演された舞台。

まず、この舞台への感想から。

根本宗子が得意とする「バックヤード」という舞台設定、(『今、出来る、精一杯』はスーパーマーケット、『プレイハウス』はソープランドのバックヤードが舞台だった)は人の「よそいき」(オン)と「自然体」(オフ)の間に位置する空間である。だからこそ、人が逡巡しもっとも感

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