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20220821 千畳敷カール・中岳・木曽駒ヶ岳


こんにちは。
気づけばもう9月。
ブログを書くのが大変遅くなりましたが、8月21日、登山に行ってまいりました。

向かった先は木曽駒ヶ岳。

今回は夜行バスで向かいました。

もう9月、だけど心は未だあの高原に…。

0819 前日準備

今回は日帰りでしたが、事前の予報は雨だったため念入りに準備をしました。

千畳敷カールから乗越浄土→中岳→木曽駒ヶ岳を巡る予定でしたが、雨天の場合は叶わない可能性があるため、
雨が降っても千畳敷カール周辺で植物観察を楽しめるように、植物図鑑を持っていきました。

持参した図鑑はこちら。
質量は約280 g、コンパクトなサイズで持ち運びに便利です。


花の色別に索引を引けるのも、この図鑑を選んだ理由の一つです。

白・黄色・赤系・青系…と色別にラベリングされているため、道中でもスムーズに調べることができます。
(他の登山客の邪魔にならぬよう…)


ちなみに、この図鑑を買うきっかけになった記事はこちら。
オモコロって面白いよね、暇さえあれば読んでしまいます。



千畳敷カールについて。

千畳敷カールの"カール"は、何を意味するのでしょうか。
調べてみると、「氷河の侵食作用によって切り出された"谷"」を意味するのだそうです。
別の呼び方だと「U字谷」や「氷食谷」等。
昔むかしに地理の授業で聞いたような…。

通常の河川の場合、流れが激しい上流では水の浸食作用により、「V字谷」と呼ばれる細く切り立った谷間が形成されます。

一方氷河では、巨大な氷塊が長い年月をかけてゆっくりと河口側へと降下するため、氷の "面" で山の地表を削ることで「U字谷」を形成します。
そのため、U字谷はV字谷に比べると緩やかである一方、大規模な谷が形成されることが多いのだそうです。

ちなみに「フィヨルド」は、U字谷が元となってできた "湾・入り江" を指すんだとか。
千畳敷付近の標高がもっと低ければ、千畳式カールではなく、千畳敷"フィヨルド"になっていた未来もあったのでしょうか。

蛇足はさておき。

事前に地形の勉強をしておくと、登山中に新たな発見があったりするので、いつも以上に楽しむことができるな〜と思いました。


20220820 夜行バス乗車


今回は毎日新聞社が企画する「まいたび」ツアープランを利用しました。
登山・ハイキング用のバスツアーで、夜行バスを使うことにより、早朝に登山口付近まで到達できるプランです。


今回のツアー名は「木曽駒ヶ岳・戸台口」。
竹橋にある毎日新聞社を前日23時に出発し、途中休憩を挟みながら、翌日4時に駒ヶ根・菅の台に到着する予定となっています。

竹橋駅に直結しているパレスサイドビルディング。
2つの円筒形のビルが連立する面白い外観をしています。
こちらは地下1階と1階を繋ぐ「夢の階段」、近代的な感じがしますね。


夜行バスのメリットは、電車の始発より圧倒的に到着できるため、登山中の混雑を回避できる点だと思います。
とくに連休やシーズンは混むもんね…(白駒の池で経験済み)

ただしまあ、寝られないから疲労は溜まりますけどね……。

高速バスあるある、足置き場を出すときの音がかなりでかい。
(毎回洗っているはずなのに、薄汚れている登山靴)


ちなみに今回のバスには、残念ながらコンセントがありませんでした…。
他の登山者のブログを見ると、設置されているバスもあるみたいです。


20220821 4:00 菅の台バスセンター到着

途中休憩を挟みつつ、バスに揺られて約4時間半。

予定通り、翌日午前4時に菅の台バスセンターに到着しました。
窓の外からは大きな雨音。嫌な予感…。
天気予報は的中、どしゃぶりの大雨でした。

降りるやいなや、そそくさとロープウェイ乗り場方面のバス停に移動し、
身体を冷やさぬよう、フリースとレインウェアを取り出して着込みます。

バス停にはまだ誰も並んでおらず、夜行バス組が先頭でした。

待つこと1時間。

5時を過ぎると次第にマイカー組がちらほら。
そして嬉しいことに、雨も徐々に弱まってきました…!

日の出と共に青空が…!


期待が膨らみます。

バス停からの眺め。

さらに待つこと1時間。
6時にバス・ロープウェイのチケットが販売開始しました。
(販売開始時間はシーズンによって異なるので、事前にチェックするのをお勧めします。)

6時15分、始発バス到着。
無事に乗ることができました。
(ちなみに連休や混雑シーズンは、臨時バスも続々と出るので、仮に始発に乗れなくても心配ないと思います。)

5時過ぎからちらほらと並び出す人影。
バス停の待機列に荷物を置き、きっぷ売り場に並ぶのが良さそうです。


バス停待ち列の先頭側。
(混乱している登山者も多かったので念のため)
私たちは2番目でした。


しらび平ロープウェイまでは、トロリーバスで向かいます。

途中、中部電力の水力発電所を通ったり、山道にひっそり佇むお地蔵様を眺めたりしながら、山道を登ること30分、6時45分にロープウェイ駅に到着。

ロープウェイは、ひと昔前の遊園地を想起させる昭和レトロな駅でした。

始発組の我々は、嬉々として始発ロープウェイに乗車。
ぐんぐん加速するとともに、駒ヶ岳の絶景が目の前に広がります。

木蓮号。

20220821 7:10 千畳敷カール

ロープウェイに乗ること約10分。
ついに有名な景色とご対面です。

到着直後は少しだけ雲がかかっていましたが、早朝にどしゃぶりを経験していた私たちにとっては、青空が見えるだけでも大喜び。
雄大な自然を前に写真を撮ることも忘れ、しばらくその美しさに耽っていました。

ロープウェイ駅を出た直後の絶景。
この時まだ雲が翳りつつも、すでに垣間見える千畳敷の雄大さ。


お天気がいつ崩れるか分からないので、巻き気味に山登りを開始することに。

家で拵えてきたおにぎりを食べ、準備運動、日焼け止めを塗り直し、近くにあった神社にご挨拶&旅の安全をお祈りしました。

そして7時30分、登山開始です。


今日のルートはこちら↓

中岳・木曽駒ヶ岳(西駒ヶ岳)

https://yamap.com/activities/19164554


遊歩道はところどころぬかるんでいましたが、さすがはモンベルの登山靴。何事もなく通過します。

一面水たまりの箇所もちらほら。
なるべく避けて通ります。


千畳敷周辺には美しい花々が咲いていましたが、まずは先を急ぎました。

ああ美しい……!
(このときはまだ元気だった)

20220821 7:30 乗越浄土・中岳・木曽駒ヶ岳までの道のり

緩やかな遊歩道は次第に岩道へと変化していきます。
足場が悪くなるにつれ、傾斜も険しく。

母と私。
互いに気を遣いつつ、各自マイペースに昇り進めていたのですが、登山初中級の母(※合気道段位持ち)と、一方こちらは初心者(※万年運動不足)の私。
体力の差は歴然……。
軽快に登っていく母を横目に、ゼェハァと荒い呼吸をしながら、登ること登ること……。

つらいよーこわいよーー


聳り立つ岩壁。
千畳敷カールに登ってるんだからそりゃそうよね。


弱音を吐きつつ約60分。
8時30分、なんとか乗越浄土に到着!

ひぃひぃ……(辛くてほぼ記憶がない)


やっと着いた……!!!
私より少し早めに到着した母は、景色の美しさに感銘を受けていましたが、こちとら上がった息を落ち着かせることに必死でした……。

山頂にいたおじさまに、あれが富士山だよーと教えてもらいました。
(私の理解度が低すぎて、結局どの山だか分かっていない)


休むこと数分後。
次のゴールである中岳を目指して出発します。

こんなに苦しい思いをしながら登ったのに、まだ登るの〜!?と思いながらも、無心で先に進みます。

8時50分、中岳到着。
岩が積み上がっただけのような山でした。
まだ先に木曽駒ヶ岳があるんだよなぁ…。
と感動薄い私。

顔の周りを飛び交う羽虫や下着類の擦れなど、些細なストレスが少しずつ蓄積して
「なんで苦しい思いをしながら山に登ってんだ」と、かなりイライラ……(恥ずかしい限りです)

中岳とうちゃく〜(ほとんど意識がない)

このイライラはおそらくエネルギー切れ!
そう思い非常食に手を伸ばします。

カロリーメイトバニラ味。
あまりにもパンパンすぎて少しほっこり。


ここでの栄養補給が功を奏したのか、それとも単にランナーズハイに嵌まったのか原因は不明ですが、この辺りから身体が軽くなってきました。
息を整え、最終地点へ向かおうとしたその時。

「雷鳥がいる!」

という声。

あちこち見渡してみると、山頂までの道の途中に、可愛らしい小鳥が二羽。
おそらく雛でしょうか。
遠目でしか見ていむせんが、丸っこい生き物がひょこひょこ動いていて、とても可愛かったです。

中岳山頂付近に雷鳥。
人を恐れずにずんずんと近づいてくるその警戒心のなさには、野鳥として大丈夫なのか…と思いました。
おじさんの行く先に雷鳥の雛が写っている(はず)です。


母との距離が開いてしまうので、頭を切り替え出発。
最後の砦、木曽駒ヶ岳へ向かいます。
中岳の下りは結構怖い!

また下るのか……


なお、中岳の下りで特徴的な岩石を見つけました。
これは花崗岩でしょうか。
中央アルプス一帯は主に花崗岩から出来ていて、特に千畳敷カール付近の花崗岩は「木曽駒花崗岩」と呼ばれるのだとか。

花崗岩らしきもの Vol. 1。
長石が発達しているのか、少しピンク色がかっています。
花崗岩らしきもの Vol. 2。
Vol. 1とは異なり、白っぽい色味です。
結晶が発達していて、改めて綺麗な岩石だと思いました。


あたりを見回しながら本日の最終ゴール、木曽駒ヶ岳を臨みます。
緩やかに伸びる稜線を目の前にして、再び一歩ずつ踏み出していきます。
最後の道のりは乗越浄土や中岳の登り道に比べると、比較的登りやすかった気がします。
(それとも私の感覚が麻痺っているだけ…?)

ほんとにほんとに最後の登りだーー!!!
多分ほんとにあと少し。


そして9時30分、ついに木曽駒ヶ岳に到着しました!!!!

登頂!!!!お疲れ様自分!!!!


やり遂げた…!!!途中の苦労を振り返って思わずほろり。


記念写真をパシャリ。

手ぬぐいは、信濃川日出雄先生の『山と食欲と私』から。
私を山へと導いてくれた"バイブル"です。


その後、山頂にある木曽駒ヶ岳神社でご挨拶。
往路を達成できたお礼と、復路の安全を祈願します。

お参りのあとに、撮らせていただきました。


このあたりから徐々に、乗越方面へと雲が広がり始めていたので、そそくさと来た道を戻ります。

良い眺めだなぁ……ずっと見ていたい。



20220821 10:30 千畳敷カール付近にて高山植物観察


乗越浄土まで戻ってきたあたりで、もう一つの目的でもある高山植物に目を向けます。

千畳敷の花畑ピークはお盆前。
時期は僅かにずれていたものの、広大な土地で様々な花がたくましく生きる姿は心にグッときます。

高山植物には疎いですが、腐っても農学部出身なので、図鑑を片手に頑張って同定してみました。(間違ってたら教えてください…)

鮮やかな青紫が大変美しいサクライウズ。
ウズ(鳥兜)とはトリカブト類の根を指し、漢方薬にも使われるそうです。キンポウゲ科。有毒。
トウヤクリンドウ。
リンドウって紫色のイメージが強いですが、白いものもあるんですね。
和紙に墨を垂らしたような色合い。リンドウ科。
ミヤマリンドウ。
トウヤクリンドウと比べると、とても小さいです。
根っこがとても苦いらしい。リンドウ科。
名前が可愛いウサギギク。
葉の形状がうさぎの耳に似ていることから。
(肝心の葉は撮り忘れた) キク科。
ゴマナでしょうか。
春先に咲く、ハルジオンに似ている気がしました。
なんだっけこれ…白駒の池の苔ツアーで習ったんですけど忘れました。
確か毒があったはず。
お前は誰だ〜〜〜〜〜
花弁が落ちた後でしょうか?調べても出てきませんでした。
岩場の合間に咲くイワツメグサ。
花弁が10枚あるように見えますが、実際は5枚らしいです。(花弁の中央で深く切れ込みがある。
雄蕊がたくさんシナノオトギリ。
オトギリは"弟切"と書きます、なんて不穏な……。
平安時代の伝記が由来とのこと。
わからん…
植物体全体が赤紫色のイカしたやつ。
誰だ…。
クロトウヒレンかな?
同じキク科のアザミと似ている気もしますが、属が違うらしい。
(アザミはアザミ属、こちらはトウヒレン属)
エゾリンドウの蕾でしょうか?それともオヤマリンドウ?
オオバセンキュウ。
セリ科によく見られる散形花序が、夜空の花火のようで美しいです。
学名はAngelica genuflexa。
属名を示すAngelicaは"天使"の意味。
甘い香りがするので、いつも虫たちが集まっています。
高山植物の代表格、チングルマかな?
(葉が見えないので分かりにくい)
小ぶりな白い花が愛らしいです。バラ科。
チングルマの綿毛でしょうか。綿毛もかわいいですね。
なお、草本植物ではなく木本植物とのこと。樹木だったのか……。
ホタルブクロみたいだけどなんだろう……高山植物難しい


見つけたものにはこのようにラベリングしていきました。

100円ショップのフィルム付箋はとても便利。

高山植物むずかしーい!!!
似たようなものが多くて判断に困ります。
ちなみに判断に困ったものは、駒ヶ岳ロープウェイのサイトも参考にしました。


千畳敷カールを無事に下り、千畳敷ホテルまで戻ってきた頃には、周辺は再び霧がかかってしまいました。

さてさてハードな登山の後には、待ちに待ったお昼ごはん!
千畳敷ホテルのレストランで、ビーフシチューとクロワッサンをいただきました。

疲れた身体にお肉が染み渡る……。


13時、昼食後は周辺の遊歩道を散策する予定でしたが、霧が一段と濃くなってきたため、遊歩道は次来た時の楽しみに取っておくことにしました。

レストランを出てお土産屋をうろうろ。
母は日本アルプスの大きな地図、私はピンバッチを買いました。


愛書と共にパシャリ。(机を片付けろ)
銀色のボディに濃紺の星空がよく映えます。


お土産を購入した後は、お隣のカフェ「2612Cafe」で一服。
中央アルプスの雪解け水を使用したプレミアムコーヒーです。

霧がかった景色を眺めながら…


天候がかなり不安になってきたので、予定よりだいぶ早いですがロープウェイに乗りました。
(雷が鳴ると止まったりするらしいので……。)

帰りのバスを逃してしまったら一大事なので、集合場所(菅の台バスセンター)の周辺を散策することにしました。

五里霧中…。

菅の台バスセンターまで帰ってきたのは、大体14時すぎ。
集合時間の17時まで、まだまだ時間があります。

途端に雨が猛烈に降ってきて、とりあえず近くの駒ヶ根ファームスに逃げ込みました。

駒ヶ岳ファームス。
こちらは雨上がりの写真。


駒ヶ根ファームスで、本日二度目のお昼ごはん。
2階にあるビール工場兼レストランでご飯をあただきます。

ここではご当地ビールや、ビールに合うおつまみを提供しています。

スパイシーポテト。
コンソメのような味でした。
厚切りのポテトって良いよね。
カゴメの無添加トマトジュース。
臭みがなくて飲みやすい!美味しい!
牛肉のビール煮込み。
ホロホロ……おおいしい……ほっぺた落ちる。


母はりんごのビール(※正確には発泡酒でした)を注文していました。
(アップルポップというらしい)

シードルとビールの良いとこ取りって感じの味でした。
ビールが苦手な私でも、これなら美味しく飲めそう。

ここは14:30がラストオーダーなので、ぜひ登山後に立ち寄ってみてください…!

15時過ぎまでレストランで休息後、空が明るくなってきたので、散歩がてら外に出ます。

登山の後ということもあり、汗を大量にかいていたため、近くの温泉施設「こまくさの湯」に行くことにしました。

駒ヶ根ファームスから歩いて5分弱のところにあります。

(なお母はお酒を飲んだため、私が入浴している間、休憩所でくつろいでいました)

素敵な外観。


薬湯やサウナ、露天風呂もあったりと、とても充実した温泉施設でした。
(サウナはとても混んでいて、入れませんでした…残念)

汗を洗い流してきれいさっぱり。

そんなこんなで16時をまわり、ゆっくりとバスの集合場所まで向かいます。

徐々に夕暮れに差し掛かり、心地良い涼やかな風が吹き抜けていました。
指定場所で待機し、高速バスに乗り込みます。

中山道を通り、東京までの帰路。
あんなに食べたのにまだ小腹が空いていたので、河口湖SAと談合坂SAに立ち寄った際に、小梅おにぎりを2つ食べました。

幸い渋滞にも引っかからず、21時過ぎには解散場所(新宿駅西口)まで帰還。 

河口湖SAにあるレイクビューエリア。



振り返り

奇跡のように天気に恵まれた1日でした。

「山の天気は良くも悪くも変わりやすいから、とりあえず行ってみてダメなら引き返してくればいい。」
という(元山岳部の)父の言葉は、事実その通りでした。


また今回の登山は、様々な課題を浮き彫りにしてくれる良い機会でもありました。

一つ目の課題は「体力不足」。
楽しく快適に山に登るためには、ある程度のスタミナが必須だと痛感しました。
とりあえずリングフィットを購入。
まずは運動の習慣をつけたいですね。筋トレと有酸素運動を少しずつ頑張ろうと思います。
(※9月3日現在、順調に続けられています。筋肉痛がすごい…)

二つ目は「行動食・非常食」。
事実、登山ってめちゃくちゃカロリー消費するじゃないですか。
で、めちゃくちゃお腹が空くんですよね。
しかも私、結構大食いなんですよね…。
(今日の食事を振り返ってもらえれば一目瞭然)

今回持っていった行動食はおにぎり2個とカロリーメイト2本。
少食の母にとっては十分量だったのですが、
私にとっては足りなかったようで……。
もしかしたら中岳の途中でバテたのも、エネルギー不足が原因だったのかもしれません。

また非常食に至っては、持っていくことすらしていませんでした。
完全な勉強不足です。大反省。
どんなに安全なコースでも、次回から必ず非常食は持ち歩くようにします。

3つ目に「下着類」。
今回、登山服は速乾性・通気性が良いものを選びましたが、下着は日常使いのものを着て行っちゃったんですよね……

蒸れるし擦れるしで、感覚過敏持ちの私にとっては地獄でした。

下着って目立たない存在なので、ついつい疎かにしていましたが、直に肌に触れるものだからこそ、快適な素材を選ぶべきだと思いました。

最後に「UV対策」。
肌の日焼け対策はしっかり行なっていたのですが、その他の部分は完全に失念していました。

まずは瞳。
サングラスを着用しなかったため、雪目になってしまいました……(幸い症状は軽く、数日程度で回復しました)
なんでも標高が1000 m上がるたびに、UV指数は10 %増加するんだとか。おそろしや…。
サングラス、購入します。
あまりゴツくないデザインはないかしら……。

あとは髪の毛。
びっくりするくらいゴワゴワになりました(笑)
スプレータイプの日焼け止めも買わないとね……。


以上4点。
反省の多い登山でしたが、とても充実した登山でもありました。


それにしても、山には不思議な魅力がありますね。
登っている最中はしんどさのあまり、今回限りでやめてやる〜〜!!!と思うのですが、
帰りのバスでは一転、次の連休はどの山に行こうかな〜なんて考えていたりします。
脳内が"山"にhackされるんですよね…。

登山って面白いです。

油断せず、少しずつ技術を上げて、色々な山にトライしていきたいです。

最後まで読んでくださったお礼に。
中岳〜駒ヶ岳間のバテバテの私です。
(絵文字と全く同じ表情をしていました)





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