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ある
2019年5月8日 12:43
恋に汚れず、高級な性の探求に遣える男、彼は、『人間』をひどく嫌っていて、本能的な性欲を愛する。性を忘れ、恋の探求に惑わされた女、彼女は、本能的な「雄(オス)」に飽き、人間に許された愛を求める。二人の交わす言葉は、根底こそ違えど、互いを引き寄せ合う。惹かれ合った偏屈者共が、合間見える瞬間、初恋を想わせる、初心な緊張が迸る。黒尽くめの彼は、多少横柄ながら、小心者の雰囲気だ。
2019年4月29日 19:53
僕の中にどうしようもない衝動が在る “僕”が何度も壊れかけた 何もかもが不快に感じる父の無神経な嗤いが母が筍を囓る音が 祖母の發する声が !なぜ、「私」はここにいるのだ!! あぁ、なんと可哀想な手なのでしょう。その使い方を教えてもらえず、待機しているではないか!何でもいい、私を世に出してくれ 団欒の箱にいる憎悪、閉塞感 呼吸が苦しくなる、視界が狂う、ノイ