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読者の期待に応える〜担当編集さんにいつも注意されること

読者の期待に応える〜担当編集さんにいつも注意されること

作家になって何年か経っても、いまだに担当さんに注意されることをご紹介するシリーズ。

今回は「読者の期待に応える」です。

前回はこんなことを書いていました。↓

読者が望んでいること担当さんによく注意されることの一つに、「読者の期待にちゃんと応えてください」というものがあります。

これは要するに、

読者が望んでいることを、適切に提供してください

という注文なのですが、これがとても難しいので

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自分の「好き」を集めて作品に活かす

自分の「好き」を集めて作品に活かす

ほとんどの人は自分が好きなものを書いていると思います。

ですが、もっと意識的に自分の「好き」を集めておくと、より効果的に作品に活かせるようになります。

今回は「自分の好きの使い方」です。

好きを活かすにはみなさんの中には、自分の好きな作品をリストにしている人も多いと思います。

そういった作品を参考にして、自分の作品を書くわけですね。

それも悪くないのですが、もっと具体的な「好き」を集めて

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書いている途中で迷ったら

書いている途中で迷ったら

「どちらの展開にしたらいいんだろう?」
「このアイデアの方が良い気がするけど……」

詳細なプロットを作っていても、途中で別のアイデアが浮かんで迷ってしまうことがあると思います。

今回は迷ったときの判断基準の話です。

簡単な判断基準プロットは地図のようなものなので、詳細なプロットを決めてその通り進めば、それほど苦労せずにゴールまでたどり着けます。

ですが、途中で新しいアイデアを思いついてしま

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担当さんからダメ出しされること3つ

担当さんからダメ出しされること3つ

作家になってから数年経ちますが、まだまだ担当さんにダメ出しされることは多いです。

今回はよくダメ出しされる点をいくつかご紹介します。

やや上級者向けの記事になるかもしれません。

ダメ出しされることよく注意される点には以下のようなものがありますね。

アイデア部門   :そもそも戦えないアイデア

ストーリー部門  :読者の期待に応えていない

キャラクター部門 :何を考えているかはっきりしな

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