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11月29日 ハワイで学んだこと⑥
11月29日ですね。
ハワイで学んだことの続きです。
今回で一区切りつけようと思います。
最近は案件が多すぎて、忙しくなってしまってます。もう毎日がほぼ仕事一色になっております。
今までも忙しいと言いながら、プライベートの時間はぎりぎりやりくりして確保してきました。が、それすら最近はできていません。
今回のハワイでも、現地で作業をすることになりました。
それでも、ハワイで過ごした時間から、仕事とはプライベートの充実があってこそ、との原点を思い返すよい機会になりました。
つまり、仕事の意味とは何か、ということです。
仕事とは生活するための手段と言い切ってしまうのは簡単です。しかし、その考えでは仕事とは食べるため生活するためのもの。つまり、仕事は義務であり、苦行であるという結論しか出てきません。
一日は24時間しかありません。それなのにそのうちの8時間以上を苦行の時間、我慢の時間に使うのほもったいないと思っています。
私はどうせ仕事をするなら、できるだけ楽しく自分にとって楽しめる時間にしたいと思ってきました。
よく言われるのは、趣味は趣味のままに止めたほうが良い。趣味を仕事にしてしまうと、趣味が趣味でなくなることです。
最近の私は、趣味と仕事の関係を以下のように考えています。
趣味は趣味で持っておく。
ただし、仕事は苦行で趣味は仕事とは完全に切り離さず、混同して扱います。仕事の時間も趣味の延長で楽しめる余地をたくさん持っておき、苦行や我慢の時間にはしないことです。
私は自分が経営者になった理由とはそういうことだと思っています。誰かを使って金儲けや権力欲を満たすための手段が経営者ではなく、仕事を自分にとってより楽しめる時間にするために経営者になったと思っています。
正直、わが国の大多数の人は仕事は我慢であり、苦行の時間だと耐え忍んでいることでしょう。
ですが、ハワイで働く人々が私語を普通に楽しみながら仕事をする姿からは、仕事が苦行や我慢の時間と言う印象は1ミリも受けませんでした。
言うまでもなく、趣味の時間とは自分のためだけに使う時間。仕事の時間とは自分だけでなく、他人のために使う時間です。
でも他人のために使う時間であっても、その行い自体が自分にとって心地良いもの、学びになるもの、やってて楽しいものであれば、苦行にならないはずです。
結局、求職活動や採用活動はお互いの仕事への考え方をすり合わせる営みなんだと思っています。
要するに求職者は、その仕事が単なる金稼ぎでも苦行や我慢のためだけでもなく、賃金が労働に見合い、かつ成長ややりがいや楽しさにつながる仕事を探しに来る。
求人企業は、自社の職場環境や仕事内容が求職者の個人的なスキルややりがいを満たしつつ、生活を保証する仕事を提供する。
もちろん、仕事内容は千差万別に変わります。スキルが足りないこともあるでしょう。ですから、そこは求職者がきちんと自己成長することが大前提です。
その上で求職者にはプライベートも充実してもらいつつ、仕事の時間も苦行や我慢にならないよう、お互いが努力する必要があると思っています。
私自身も経営者として、苦行や我慢を強いる会社にしないためにはどうすればいいか考えたいと思います。
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![Yoshikazu Nagai(長井 祥和)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/2511383/profile_fd0b0bd04ef61ae58d6f6f9fde934db6.jpg?width=600&crop=1:1,smart)