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時には感傷的に「卒業ソング」に浸ってみる
音楽業界では、日々新たな楽曲が生み出されますが、その歌詞の内容によって「失恋ソング」や「応援歌」など、さまざまな分類分けがされます。この時期ですと、「桜ソング」と並ぶ一大ジャンルが「卒業ソング」。
「仰げば尊し」のような、かつて卒業式で歌われていた古典的なものから、レミオロメンの「3月9日」のように、元々は結婚式用につくられた曲が、今では卒業ソングの定番になったものまで多種多様。
世代的には海援隊の「贈る言葉」だったりしますが、何と言っても卒業ソングの豊作イヤーだった1985年が印象に残ります。この年は尾崎豊・斉藤由貴・菊池桃子・倉沢淳美(敬称略)の4人が卒業ソングをリリースし、それぞれヒット。内二人が恋愛関係になるとは、当時は想像すらできず…。
シングル全盛時代には、B面の隠れた名曲というのが時々ありましたが、その一つが松田聖子さんの卒業ソング「制服」。A面は聖子さんの代表曲「赤いスイートピー」。どちらも作詞が松本隆さん、作曲が呉田軽穂(松任谷由実)さんの黄金コンビ。
ユーミンの卒業ソングは「卒業写真」が有名ですが、個人的には「最後の春休み」の方が好み。春休みなんて、遥か昔の話ではありますが、たまに感傷に浸るにはピッタリの楽曲です。