ドラマ日記『パリピ孔明』(第8話)& 『コタツがない家』(第5話)
中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井理さん)が、現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人の少女・月見英子(上白石萌歌さん)を軍師の如く成功に導いていく音楽青春コメディ『パリピ孔明』の第8話。
サマーソニア出場にはもう1曲の新曲が必要。ようやく体調が回復し、退院することになった月見英子は、BBラウンジでのアルバイトを休み、新曲作りに専念することになる。
堅気には見えない風貌と圧倒的な存在感、「超孔明じゃん!」でお馴染み、小林オーナー(森山未來さん)の過去が明らかになった回。実は世界的に活躍するマリア・ディーゼル(アヴちゃん)とバンドを組んでいた小林。
しかし、熱意のあまり、サマーソニア出場の口利きとして裏金500万円を渡すもそれは詐欺で。出場はできず、バンドは解散。借金だけ残った自暴自棄の小林は、裏稼業で命を落としかけ。そんな時、流れてきたマリアの「I‘m still alive today」で気力を取り戻し、一命を取り留めます。
一方、多摩川で赤兎馬カンフー(ELLYさん)と出会った英子は、その言葉をヒントに故郷の保育園でタイムカプセルを掘り起こし。そこにあったテープには、歌手になるという英子の言葉とそれを応援する母の声。全ては孔明の策でした。
小林のアシストもあり、新曲「Time Capsule」を完成させた英子。しかし、そこに前園ケイジ(関口メンディーさん)がやってきて。小林とは因縁がある様子。残り2話ぐらいかな。
伝説のやり手ウェディングプランナーにして会社社長の深堀万里江(小池栄子さん)が、売れない漫画家の夫・悠作(吉岡秀隆さん)と人間不信の息子 ・順基(作間龍斗さん)、熟年離婚した父親・山神達男(小林薫さん)の3人のダメ男を養うハメになる、笑って泣けるネオ・ホームコメディー『コタツがない家』の第5話。
ある日、万里江の元に達男と一緒に暮らしていたというスナックのママ・雅枝(明星真由美さん)から電話がかかってくる。ショックを受ける万里江の一方、興味津々の悠作。2人は雅枝のいる鬼怒川へと向かうが…。
「老いらくの恋」なんて言葉は今はあまり使わないのかも知れませんが、その語源ともいえる川田順さんのエピソードは、なかなか興味深く。「墓場に近く老いらくの 恋は怖るる何ものもなし」。
今回は達男の「老いらくの恋」エピソード。詐欺に遭い、もう死のうと最後に立ち寄ったスナックで知り合った雅枝。一晩だけ泊めてもらうはずが、そのまま半年を過ごした二人。
達男は雅枝が浮気していると誤解して離れたのですが、万里江と悠作が真相を訊いてきたことから、達男は色めき立ち。ハーレーに乗って深堀家にやってきた雅枝。達男は喜々として後部座席に乗り、二人はタンデムで鬼怒川へ帰っていきました。一件落着となるのでしょうか?
余談:19日放送の『おしゃれクリップ』をTVerで視聴。ゲストはJUJUさん。最後は山崎育三郎さんとのデュエットもあり。最近はドラマ俳優としても定着した育三郎さんですが、さすがミュージカルスターだけあって歌の上手さを再認識。
あと、昭和世代としてはデュエットというと、職場の飲み会などの後のカラオケやスナックでの、セクハラ&パワハラ気味な男性上司が若手女性部下に半強制していたイメージがあるのですが、上手い歌い手二人のデュエットはやはりいいなあと。