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ドラマ日記『光る君へ』（第31話）＆『素晴らしき哉、先生！』（初回）

あく

平安時代、京に生まれたまひろ→紫式部（吉高由里子さん）。数歳年上の藤原道長（柄本佑さん）とは、少女の頃に知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれ。別の男性と結婚するも死別。娘を育てながら、「源氏物語」を書き始める大河ドラマ『光る君へ』の第31話「月の下で」。

ある日突然、道長がまひろを訪ねてくる。道長はまひろに、一条天皇（塩野瑛久さん）に入内するも、相手にされず寂しく暮らす娘・彰子（見上愛さん）を慰めるために物語を書いてほしいと頼み込む。しかし、真の目的は…。

『源氏物語』爆誕回。すぐには書けないと言っていたまひろですが、『枕草子』を読み、自分らしい物語を書くことを決意。越前の紙を道長に用意してもらい、新作完成。道長に読ませますが、その反応に違和感を感じ。

実はまひろの物語は一条天皇に献上し、『枕草子＝定子（高畑充希さん）』に囚われている帝の心を解き放つのが、道長の真の目的でした。まひろは帝に関する情報を聞き出し、新たに物語を完成。

その内容を道長は、帝の機嫌を損ねるのではと危惧するのですが…。次回、いよいよまひろが彰子に女房として使える「藤（紫）式部」爆誕回になりそうです。

若手のひよっ子ヘナチョコ教師・笹岡りお（生田絵梨花さん）と、令和の今に生きる高校生たちを中心に、そこに関わる人たちの人生の悲喜こもごもを描いた王道ポップスな青春群像劇『素晴らしき哉、先生！』の初回。

笹岡りおは、夢と希望を抱いて教職に就いた、Ｚ世代の新米高校教師。しかし、教育現場の実態は過酷さを極め、りおの情熱は２年目にして早くも風前の灯。

冒頭から、ランジェリー姿のりおが、恋人の大友聖也（小関裕太さん）の部屋で、ワインを飲みながら学校の愚痴を言いまくる長いシーン。このやや派手めなランジェリーは、後の伏線にもなっていました。

教師も人間である以上、裏表があるという部分を、裏アカの存在と共に強調すると共に、地上波連ドラ初主演となる生田さんの見せ場となるマシンガントークなのでしょうが、少々長かったですね。それだけに、直後の若者受けを狙ったオープニングダンスが軽やかに感じられ。

銀座のクラブでホステスとして、密かに働いている生徒・沢井谷玲奈役の茅島みずきさんは、学園ドラマの常連ですが、今期は『あの子の子ども』にも主要キャストで出演中。

一旦は教師を辞める決意をしたりおでしたが、学園長の山城陽子（萬田久子さん）から3年C組の担任を打診され、やむなく引き受けることに。副担任は1年目の山添快斗（葉山奨之さん）で、こちらも不安材料。

保護者会で理不尽な理由で吊し上げに遭ったりおは、聖也から指輪付きでプロポーズされたこともあり、とりあえず担任から外して欲しいと学園長に訴え、認められるのですが…。

そんな中、担任でない頃、万引き時にりおが身元引受人となり、助けてもらった生徒・小村悠馬（橘優輝さん）が、クラスでりおの良さを熱弁。他の生徒たちもりおの良さを知っており、結局りおは生徒たちが卒業するまでは担任を続けることに。

冒頭の愚痴大会や保護者会での吊し上げがあった割には、あっさりと万引き少年の言葉で事態は好転。従来の学園ドラマのように、問題児がたくさんいて、毎回トラブル続出というテンプレを外した形なのかな。

とはいえ、ラストには彼氏宅を訪れたりおが、女子向けのパンプスを発見するという浮気疑惑。彼女に合鍵渡しておいて、自宅で浮気とかしないだろうと思いますが、さてどうなんでしょう。小関さんは『来世ではちゃんとします』シリーズではヤリチン男役なので、そのイメージはあります（笑）

余談：『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』ＳＰとして、「夏の熱狂＆絶叫の名場面をランキング形式でお届け！」が前後編でTVerで配信中です。いいとこどりなので、見たことがない人も楽しめるでしょう。


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