見出し画像

ドラマ日記『問題物件』&『法廷のドラゴン』(第2話)

不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーロー・犬頭光太郎(上川隆也さん)とお人よしのヒロイン・若宮恵美子(内田理央さん)が、鮮やかに解決していく不動産ミステリー『問題物件』の第2話。

販売特別室に寄せられた新たなクレームは「ポルターガイストが起こる部屋」。若宮恵美子がマンションに出向くと、不機嫌そうな管理人・熱海光吉が出迎えた。聞けば、騒いでいた住人・滝野高は、2日前ついに警察沙汰になってしまったという。と、そこにまたもや突然、犬頭光太郎が現れる。

スティーヴン・スピルバーグというと映画監督と共に、製作にまわることも多く。彼の監督としての初期の代表作『E.T.』が公開された1982年。同じ年に製作を担当したのが『ポルターガイスト』。1970年代からオカルト映画を含むホラー映画ブームが続いていました。

さて、本作におけるポルターガイストはもちろん怪奇現象なわけではなく、あるトリックが隠されていたのですが…初回同様にトリックが粗過ぎで残念。それでも見ていられるのは、上川さんの振り切った演技があればこそ。今回はアクションシーンもあったので良しとしましょう。

初のプロの女性棋士誕生を期待されながら弁護士に転向した天童竜美(上白石萌音さん)が、弁護士事務所所長・歩田虎太郎(高杉真宙さん)と共に奔走。事件を得意の将棋になぞらえて解決する 将棋×痛快リーガルドラマ『法廷のドラゴン』の第2話。

研究室の清掃中に保温装置のプラグを抜いてしまい、実験を台無しにしたことから損害賠償1億円を請求された清掃会社社員・瀬山玲子(山口紗弥加さん)が依頼人。原告は、大学教授の倉敷(加藤雅也さん)。相当不利な状況だが、竜美は虎太郎の意見も聞かず弁護を引き受けてしまうが…!?

初回のメインゲストは松坂慶子さんでしたが、今回も名バイプレイヤーの山口さん。主演作もある山口さんですが、ゲスト出演作でもしっかり爪痕を残す女優。思えば『アンナチュラル』の初回メインゲストも山口さんでした。

さて、今回の真相はというと、瀬山がプラグを抜いたのは確信犯。瀬山と倉敷は長い間不倫関係にありましたが、逆玉で妻に頭が上がらない倉敷は、金銭面も厳しく管理されており、ホテル代をはじめとした費用を全て瀬山に払わせていました。

とはいえ、長年の恨みによる犯行ではなく。瀬山が大学を辞めても生きがいとしてきた倉敷の長年の研究が、海外の論文により無駄になったことが判明するも、自分の保身のためにのみ研究を続ける倉敷に失望したのが原因でした。

竜美と虎太郎が手をつなぐシーンがあるなど、わかりやすい恋愛フラグも立ちました。多少の恋愛経験ありというのは、竜美の見栄あるいは恋愛シミュレーションゲームのことかな。今回の将棋用語は「ゴキゲン中飛車」と「持将棋」。

余談:昨夜のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』では、太田光さんがフジテレビの件をネタにしていて。その延長線上で、中居正広さん宅で行われたというバーベキューにも話を広げ、「今一番ビビってるのは笑福亭鶴瓶」と同席していたという鶴瓶さんを取材するようマスコミを煽る展開(笑)。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集