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ドラマ日記『どうする家康』(第37話)&『何曜日に生まれたの』(第8話)

今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第37話「さらば三河家臣団」。

茶々が秀吉との子・鶴松を産んだ。勢いづく秀吉(ムロツヨシ)は、北条攻めを決定。和平を主張する家康に秀吉は先陣を命じ、勝てば北条領を全て与えると言う。 しかし、それは故郷・三河を離れることでもあった。

北条に勝ったとしても、事実上の国替えになると悟っていた家康ですが、家臣団に伝えることができず。北条氏政(駿河太郎さん)の籠城戦は4か月に及ぶものの、ついに降伏。抵抗の理由を聞くと、家康の亡き妻・瀬名(有村架純さん)の理想の国構想に惹かれたからと。

国替えを家臣団に伝えた家康ですが、誰も異議を唱えるものはなく。知恵者の本多正信(松山ケンイチさん)が、人望厚い大久保忠世(小手伸也さん)に頼み、すでに根回ししていたのでした。有力家臣は城持ちに。家康は江戸で新たな拠点を作ることになりました。

秀吉の子である鶴松が病死。狂気度が増した秀吉が次に目指すのは「唐入り」。十月中には豊臣家が滅ぶのかな。

ある出来事をきっかけに、18歳から10年間引きこもり生活を送る無職の黒目すい(飯豊まりえさん)が、高校の同窓会の招待状が届いたことから始まる物語。先が読めない予測不能の衝撃作『何曜日に生まれたの』の第8話。

10年前。すいと純平(YUさん)が起こしたバイク事故を、たまたま通りかかって助けた人物。それが…公文竜炎(溝端淳平さん)だった。公文は母親とその再婚相手を包丁で刺し、医療少年院へ送られ、その後も自傷行為を繰り返し、現在は病院に収容されている妹の蕾(白石聖さん)のお見舞いの帰り道。すいのバイク事故に遭遇していたのだ。

公文は一人暮らしをしていたため、虐待を受けていたことに気が付かなかった蕾に対する罪悪感を抱える中、助けを求めてきたすいに、妹を重ねたのでしょう。10年間、すいを密かに見守っていた公文。

そのことに気が付いたすいは、今も妹のことで苦しむ公文のため、蕾に直接会い「あなたは悪くない。ただ優しくて、弱かっただけ」と語りかけるも、そう上手くいくはずもなく。蕾はパニックを起こし、公文は「これは家族の問題です」と激怒。

すいの無謀ともいえるアクションでしたが、その波は結果的に公文を動かすこととなり。「ストレスの9割は対人関係」、しかし「1割は素敵なことが起こるかもしれない」とはほんとそうですね。

サイン会でファン(山之内すずさん)に刺された公文。死ぬことはないでしょうが…いよいよ次が最終回。


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