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ドラマ日記 『ライオンの隠れ家』(第5話)

平穏な日常を過ごしていた小森洸人(柳楽優弥さん)と自閉スペクトラム症の弟・美路人(坂東龍汰さん)が、謎の男の子「ライオン(佐藤大空さん)」と出会ったことで、“ある事件”に巻き込まれるヒューマンサスペンス『ライオンの隠れ家』の第5話。

偽名を使って働いていた愛生(尾野真千子さん)だが、天音(尾崎匠海さん)によって隠し撮りをされた写真が記事になってしまったため、X(岡山天音さん)の指示により逃走をはかる。記事を見た洸人は姉が生きていることに安堵する一方、なぜ連絡をくれないのか疑問が深まる。

ドラマ内で、メインキャストの一人がフィーチャーされるというのはごく普通ですが、まれに主役が入れ替わったかのような回があり。『海に眠るダイヤモンド』第3話は、杉咲花さん演じる「朝子回」でしたし、本作の第5話は尾野さん演じる「愛生回」と呼ぶにふさわしい、圧巻の演技でした。

週刊誌と警察から追われることになった愛生。Xの手助けで間一髪、逃げ延び、その際にXが洸人と連絡を取っていたスマホを強奪。

一方、ライオンのぬいぐるみの中に、愛生が書いたものらしい小森家での振舞い方を書き記したノートを発見した洸人。寝ているライオンの側でそれを読んでいると、ぬいぐるみに仕掛けられた盗聴器越しに、愛生が聴いていて。

目が覚めたライオンと洸人の会話を聞いて、涙が止まらない愛生は洸人にメッセージを送り、「愁人に会いたい」と。洸人は愁人を連れて、遊園地で愛生に会う約束を取り付けました。

そして当日。すっかり仲良くなった美路人とライオンが空中自転車を楽しむ姿を、「何だよ、疲れるなあ」と言葉とは裏腹に、満足げに見守る洸人だったのですが…。

約束の時間。愛生を発見し、向かった洸人とライオンでしたが、愛生は警察により目の前で逮捕。さらに、美央(齋藤飛鳥さん)が乱入し、ライオンの口を塞ぎ、警察から隠し。愛生は取調室で、「私が息子を殺しました」と嘘の自白をしたところで、衝撃の第5話は終了。

警察に密告したのは誰なのか。美央が乱入したのはXの指示でしょうが、洸人に身バレ必至な行為は緊急事態ってことですかね。そもそも、美央とXの関係は何なのか。そして、愛生が最後に何か伝えようとしていた内容とは。

祥吾(向井理さん)がDV夫とすると、ライオンを小森家に避難させた理由や嘘の自白をした意味は一応説明はつきますが、それではドラマとして捻りがないですからねえ。

余談:

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