見出し画像

ドラマ日記 『未来の私にブッかまされる!?』(初回)

2024年、社会人10年目の市役所職員・五十嵐頼人(綱啓永さん)の前に、未来の自分を名乗るオジサンが現れ、頼人のリスク回避の安定人生が一転…予想もつかない人生が切り拓かれる、タイムトラベルドラマ『未来の私にブッかまされる!?』の初回。

市役所職員の五十嵐頼人は今日、人生最大の“失敗できない日”を迎えている。プロポーズを成功させようと、レストランで恋人の筒井凜(久保史緒里さん)を待っているのだ。これまで“手堅く安定”を第一に生きてきた頼人。今日を無事終えれば平和な人生が手に入るはず。

ドラマにおける地方公務員の描き方は、『愛という名のもとに』(1992年)における塚原純(石橋保さん)の頃からあまり変わらず、真面目で温厚な人物像で、唐沢寿明さんが主演した『ナポレオンの村』(2015年)のようなスーパー公務員が描かれることは稀。

本作の主人公・頼人も物腰柔らか。常連のクレーマーマダム(映美くららさん)の苦情にも、長時間対応する忍耐強さも併せ持ち、出来の悪い後輩・濱愛流(丈太郎さん)の失敗もさりげなくフォロー。高専から市役所の正規職員になったタイプで、服も時計もお金がかかっており、そこそこ裕福そう。

そんな頼人が、30年後の未来からやってきた頼人と名乗る謎のオジサン(高橋克典さん)と対面。このままでは人生大失敗すると警告。赤ワインをぶっかけられ、プロポーズを阻止されてしまいます。

後日、頼人が帰宅すると、オジサンが勝手に部屋に上がり込んでいて、高専時代のロボコン部の同期・清水開(佐野弘樹さん)からすぐに電話があるので、その依頼を受けろとオジサンが語るとすぐに、開から電話がかかってきたところで終了。

オジサンは本人しか知り得ない情報を次々繰り出してくるのですが、初回段階ではまだ信用していない様子の頼人。まあ、そうなりますよね。気軽に見れるタイプの作品ですね。1話15分なので、もう少し様子見。

余談①:TVerで『酒のツマミになる話』を視聴。ゲストに久しぶりの東出昌大さんと、好感度高め芸人のやす子さん。他にも博多華丸さんなどいましたが、対照的なこの二人の対決?が面白かったです。

余談②:11日放送のTBSラジオ『宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど』のゲストは、作詞家のレジェンド・松本隆さん。近年のテレビ番組での好々爺然たる姿とはちょっと違い、毒ッ気もあって面白かったです。『不適切にもほどがある!』も見ておられたとか。

余談③:今期NHK総合で放送されている『チ。-地球の運動について-』を、ABEMAで見ました。原作は2022年に「手塚治虫文化賞」マンガ大賞を受賞しており、自分も既読済み。冒頭から拷問シーンという、らしいスタートで面白かったです。ノヴァクという元傭兵の異端審問官にゾクゾクしますね。



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集