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ドラマ日記『モンスター』(第3話)

“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子(趣里さん)が、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメント『モンスター』の第3話。

日本有数の企業である五条グループの跡取り息子・五条和彦(渋谷謙人さん)が、妻の亜佐美(佐津川愛美さん)を連れて神波亮子の元へやってくる。夫婦は、和彦が無精子症であることから、匿名で取引した、和彦と同じ東大卒の“健太”という人物から精子提供を受けて妊娠。

生殖医療の進化と現代日本の貧富が描かれたNHKドラマの傑作『燕は戻ってこない』が、東京ドラマアウォード2024年で複数の賞を受賞した同じ日に放送された今回、同じテーマながら軽めの仕上がり&筋立て自体は複雑という作りでした。

相変わらず長谷川博己さん似の朝井大智さん。『最愛』では行方不明になった大学院生、でも実は犯罪者という役でしたが、今回は亜佐美の協力者に留まりました。年齢的なものもあるのでしょうが。佐津川さんは人妻で不倫役が最近は多いですね。

精神的自由権は憲法に保障されており、既婚者であっても他者への恋愛感情自体は制限されませんが、行動(セックス)に及んでしまえば法的に問われることになり。結局、面子を重んじる和彦から5億円をもらって亜佐美は離婚。亮子に頼めば、その10倍は取れたのに、というオチでした。

余談:『アド街』に静岡出身スター・磯村勇斗さん登場。かなり面白かったです。


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