椎名林檎に井上陽水も「ご当地ソング」(福岡編)
地名や方言などを歌詞に織り込んだ歌を「ご当地ソング」といいます。“ご当地ソングの女王”の異名を持つ、水森かおりさんら演歌のイメージがありますが、実際にはさまざまなジャンルの音楽による「ご当地ソング」が存在。
福岡は芸能人が比較的多いこともあってか、「ご当地ソング」も結構あるのですが、ここでは非演歌系を何曲か挙げてみます。まずは、椎名林檎さん「正しい街」。椎名さんが学生時代を過ごした福岡市の風景が、「百道浜」や「室見川」といった歌詞を交えながら描かれています。
次は福岡市出身のバンド・チューリップの『博多っ子純情』。高校生だった光石研さん主演で映画化もされた、長谷川法世さんの同名漫画とは直接関係ないものの、許諾は得ているようです。
最後は筑豊出身の井上陽水さん「能古島の片想い」。能古島とは博多湾に浮かぶ小島で、福岡市民の憩いの島といわれています。タイトル以外で、能古島を特定するような歌詞は出てこないんですけどね。