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ドラマ日記『100万回 言えばよかった』&『全力で、愛していいかな?』

突然の死によって、運命が引き裂かれてしまった悠衣(井上真央さん)と直木(佐藤健さん)。そして2人を繋ぐ唯一の存在である譲(松山ケンイチさん)。非情な運命に必死で抗い、奇跡を起こそうとする3人を描く“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリー『100万回 言えばよかった』の第4話。

悠依の直木への想いを聞いた譲は、力になりたいと考えるも、今の自分に何ができるか思い悩んでいた。そんな中、河川から直木の携帯電話が発見される。一方、悠依の元に英介(荒川良々さん)から、こども食堂に来ていた少年が行方不明だという電話が。

これまでは譲を通じてやりとりをしていた悠依と直木ですが、二人の思い出の一部でもあった直木の下手な口笛で、イエス・ノーを伝えることが可能に。『ゴースト/ニューヨークの幻』のコイン動かしと似たアイデア。

失踪した少年は無事見つかるも、近くで直木の遺体も発見され、これで死亡が確定。「絶対許さない」と怒りの悠依。伝わらないバックハグが、切ない。まだまだ謎だらけですが、英介犯人説のネット記事も見かけました。ひょっとしてミスリードかな。

恋に臆病な30代女子・篁千代(桜庭ななみさん)と包容力抜群の40代イケオジ・瀬尾一愛(竹財輝之助さん)による、大人同士の不器用な、年の差うぶきゅんラブストーリー『全力で、愛していいかな?』の初回。

建設会社に勤める篁千世は、ひょんなことからランチを一緒に食べるようになった“ひる友”のイケオジ・瀬尾一愛から突然告白される。長年恋愛を遠ざけてきた千世は戸惑い、逃げるようにその場を後にする。

「押さば引け、引かば押せ」という柔道の格言がありますが、柔道が特技の主人公の本作初回もそれに似て。

突然の告白に一旦逃げる→長期出張と知らず、会えずに気を揉む→ひる友に戻ろうという瀬尾に“お試し期間”を逆提案→勘違いで抱き着く→いきなりホテルへ、余裕をかます瀬尾→しかし、実は余裕なんてないと告白する、これもテクニックなんだろうなあ。

桜庭さんって、朝ドラ『スカーレット』のイメージがまだ残っているので、こうした初心な女性役が新鮮。竹財さんはこうした役には慣れておられるので通常運転(笑)。


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