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ドラマ日記『青天を衝け』(第18話)&『ドラゴン桜』(第8話)

“日本資本主義の父”と呼ばれる、渋沢栄一(吉沢亮さん)の激動の人生を描く、大河ドラマ第60作『青天を衝け』の第18話。天狗党350人余りが斬首という、凄惨な末路に。

栄一(篤太夫)は、天狗党討伐のため慶喜(草彅剛さん)とともに京を発つ。一方、成一郎(高良健吾さん)は、慶喜の密書を耕雲斎(津田寛治さん)に届け、天狗党の惨状を目撃する。慶喜を苦しめていたことに心を痛めた耕雲斎は降伏を決めるが…。

田沼意尊(田中美央さん)の“公平な処置”を信じた慶喜の意向は無視され、天狗党350人余りが斬首で、一部塩漬け。家族もことごとく処刑。武田耕雲斎(津田寛治さん)の最後のシーンが切な過ぎました。

一方、天狗党の末路に衝撃を受けた栄一は、代官の妨害を受けながらも歩兵取立御用掛として役目を果たし、さらに天狗党の敗因分析から、一橋家を豊かにする方策を慶喜に提言。今度は勘定組頭に抜擢されるという躍進ぶり。来週は家茂(磯村勇斗さん)が倒れるので、いよいよ最後の将軍の出番。

続いては、かつて三流高校から東大合格者を輩出した元暴走族の弁護士・桜木(阿部寛さん)が、元教え子の水野(長澤まさみさん)と共に、破綻寸前の高校を再建しようとする『ドラゴン桜』第8話。

桜木宛に送られてきたファイルから、先代理事長(木場勝己さん)による現理事長(江口のりこさん)の退任と学園売却計画が発覚。その背後に不穏な動きもあり…。一方で、桜木はオーダーメイドの勉強法を伝授する。それぞれの学力を考慮した受験科類と選択科目の提案、それに合わせた攻略法だ。

東大専科の生徒一人一人にスポットライトが当たってきた同作。全10話の終盤、第8にして、もう一回、岩崎(平手友梨奈さん)と家族との関係性が描かれました。学園売却の話もあり、ここに来てまだ一人の生徒の話かとも思いましたが、平手さんの熱演もあり結果オーライ。

来週は夏休みから一気に進んで、共通テスト本番。まだ前列の生徒たちが受かる気がしませんが、秋に一気に学力が伸びたという設定なのでしょう。東大専科の練習生となったヤンキー2人組(西山潤さん、西垣匠さん)。予告編にもそれらしき頭が映っているので、居残りかな。


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