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歩再登場と実習班の雪解け…今週の『おむすび』(第9週)

“ギャル”の主人公・米田結(橋本環奈さん)が、あることをきっかけに “人のために役立つ喜び”に目覚め、“栄養士”を目指し、激動の平成から令和であっても、思いっきり楽しみ、時に悩みながら生きていく朝ドラ『おむすび』の第9週「支えるって何なん?」。

音信不通だった結の姉・歩(仲里依紗さん)が、神戸の米田家に現れた月曜日。女優は辞めて、古着のバイヤーに転職し、世界中を飛び回っているとのこと。

その後、歩は震災で亡くなった親友の真紀(大島美優さん)のお墓参りに行くも、真紀の父・孝雄(緒形直人さん)から「もう、ここへは来んといてくれ」と花を突き返され。結の父・聖人(北村有起哉さん)も孝雄から、お裾分けとしてもっていった野菜を突き返され。落ち込む二人。

運動生理学の実技で、圧倒的な運動神経を見せた沙智(山本舞香さん)を見て、森川(小手伸也さん)が、沙智が陸上の有名な選手で、北京五輪の候補だったことを思い出した火曜日

結は興味深々で、「超凄い人やったんやね。でも。なんで陸上やめたん?」と無神経にもほどがある発言。高校時代はこんな子ではなかった気がするんですけどね…。

先輩の澤田(関口メンディーさん)のアドバイスを受け、食事について結に相談した翔也。結は森川や佳純(平祐奈さん)の協力を得て、早速献立表を作成し、デートに持ってきますが、結の母・愛子(麻生久美子さん)から自宅に呼び戻され。

米田家で「地獄のお好み焼きパーティ」が開催された水曜日。歩は矢継ぎ早に翔也を質問攻めの「取り調べ」。誠実に答える翔也に対し、心境の変化があったのでしょう。聖人は店で翔也の髪を切り、「これからも君の髪は俺が切ったるけん」と交際GOサイン。そして「結を絶対悲しませるな」と。

その後、翔也は結の献立を厳守していましたが、どうにも空腹な様子で…。さらに、栄養専門学校を辞めろと父親に言われた佳純が家出し、米田家に転がり込む展開。佳純の手土産代わりの太っ腹な握り寿司でしたが、あれは食べ切れないでしょう。

佳純が遠慮なくマイペースで米田家で過ごしていた木曜日。愛子は佳純の母に直接会い、父親の言葉の真意などを聞き、「誰にだってあるでしょ。良かれ思ってやったことでも、ちゃんと伝わらないことって」と、父親と話し合ってみるよう諭しました。

それを聞いていた結は、沙智に言葉を尽くして話そうと、まずはこれまでのことを謝罪。その上で「支える」目標を口にしますが、「支えられる側」のことが分かってないと切れられ終了。翔也に電話して、献立の率直意見を聞くと、足りていないと。また善意の押し付けをやってしまった結でした。

結が泣きながら献立表を改善しようとしていた金曜日。その姿に、結の本気を感じた沙智は自らの過去を明かし。結の「サッチンはギャル」の言葉の真意に、思わず笑顔を見せた沙智。ついに、佳純と森川も加えて、プリクラを撮るまでになりました。週末ということで、いきなりデレましたね。

一方、かつてアーケード反対派だった孝雄が、震災後に旗振り役であったことを市役所の若林(新納慎也さん)に聞いた聖人は、靴の修理を孝雄に依頼すると、意外にも引き受けてくれました。雪解けの糸口になるんでしょう。


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