ドラマ日記『桜の塔』(第2話)&『レンアイ漫画家』(第3話)
権力を渇望する警視庁捜査共助課の理事官・上條漣(玉木宏さん)が、どんなに汚い仕事も、ためらうことなく遂行していく人間ドラマ『桜の塔』の第2話。幼馴染の刑事・水樹(広末涼子さん)が早くも、漣の裏工作に気がつきました。
同期2人と共に、警視正への昇進候補者に選ばれた漣でしたが、ポストは2つで外様派の漣には不利。それでも、連続通り魔事件の捜査指揮を担当する連は、事件を通じて評価を上げようと裏で画策し…。
前回に引き続き、自らの手で裏工作をする漣。一旦破綻しそうになるも、無事事件を解決し、逆転で警視正に昇進する展開。漣は警務部監察官のポストに就く一方、同期の馳(渡辺大知さん)は闇落ちしそうな気配。にしても、『青天を衝け』『ネメシス』と3作品に出てるんだな、渡辺さん。
初回からスピード感のあるストーリー。2話目にして水樹が漣の裏工作に気がつき、銃を突き付けて説得するシーンも。刑事部長(椎名桔平さん)の娘・優愛(仲里依紗さん)とも、あっという間に交際スタート。嫉妬深いという優愛の標的となるのは、水樹かクラブ「S」のホステスたちか。
続いては、恋愛下手な天才少女漫画家・清一郎(鈴木亮平さん)と、崖っぷち女子・あいこ(吉岡里帆さん)のハートフルラブコメディー『レンアイ漫画家』第3話。
清一郎から、レン(岩田琉聖さん)の担任・大倉先生(稲葉友さん)を、次の恋愛対象にするよう命じられたあいこ。さらに、アパートを早急に立ち退く必要が出てきて…。
大家側の事情で立ち退きならば、引っ越し費用が出そうな気もしますが、パンの耳や塩だけという食生活の描写など、貧乏状態を強調したいのでしょう。最終的には、清一郎宅に寄宿できることとなり、当面は安心。高校時代の女性のイラストは、『ずっとあなたが好きだった』的なフラグ?
新ミッションの対象だった大倉先生は付き合っている彼女と倦怠期。あいこと上手くいきそうだと勘違いさせて、結局は彼女と結婚を決意というオチ。カフェバーの二階堂(眞栄田郷敦さん)もあいこに好意を持ってるかと思わせて、実は由奈(小西桜子さん)と付き合ってるってことかな。