ドラマ日記 『ライオンの隠れ家』(第2話)
平穏な日常を過ごしていた小森洸人(柳楽優弥さん)と自閉スペクトラム症の弟・美路人(坂東龍汰さん)が、謎の男の子「ライオン(佐藤大空さん)」と出会ったことで、“ある事件”に巻き込まれるヒューマンサスペンス『ライオンの隠れ家』の第2話。
ライオンがやって来たことで平穏な生活は崩れだしていく。洸人は、自閉スペクトラム症の弟・美路人の叫び声で目を覚ますと、イタズラをするライオンと美路人のパニックで、居間はひどい状態になっていた。さらに、ライオンから渡されたスマホに、母親と思しき人から2回目のメッセージが届く。
メッセージを巡るゴタゴタが描かれた今回。ストーリーとしてはスローな「牛歩」回でしたが、まだ伏線バラマキ期間なのでしょう。
ライオンの母親と思われる異母姉・愛生(尾野真千子さん)に会いにショッピングモールへ向かった洸人でしたが、そこで同僚の牧村(齋藤飛鳥さん)と偶然?出会わせ。さらに二人を撮影する怪しげな男・X(岡山天音さん)が登場。
その後、愛生との思い出の場所「最後の堤防」に、メッセージで呼び出された洸人。しかし、ライオンと二人きりにした美路人がバスの中でパニックを起こし、保護されたとの連絡が入り会えず仕舞い。さらに、牧村とXにも接点。
ラスト。テレビから流れてきた、姉と同じ名前の橘愛生とその息子・愁人のニュース。洸人がライオンに「愁人」と呼びかけると、「何?」と返事してからの表情。ライオンが愛生の息子・愁人であるとほぼ確定。
Xが愛生しか知り得ない情報を所有していることから、何らかの個人的関係、あるいはビジネスとして依頼され、ライオンを見守っているのかも知れません。まだ序盤なので全貌は見えませんが、「リニア利権」絡みの闇も匂わされました。