俳優ノート『岡田准一さん』
気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(2021年6月18日公開)に主演する岡田准一さん。妻は女優の宮崎あおいさん。
ジャニーズ事務所を代表する演技派&アクション俳優として知られる岡田さん。『木更津キャッツアイ』(2002年)は初期の代表作ですが、同じ宮藤官九郎さん作品では『タイガー&ドラゴン』(2005年)を挙げたいところ。メグミ(伊東美咲さん)に振り回されるところが好き。傑作。
落語家の借金を取り立てているうちに落語の世界に魅了されてしまったヤクザ・虎児(長瀬智也さん)と、「天才」と呼ばれながら落語を捨てた若きブティック経営者・竜二(岡田さん)との出会いが生み出す、コミカルかつハードなドラマ。
格闘技も玄人レベルの岡田さん。その能力を遺憾なく発揮したのが『SP 警視庁警備部警護課第四係』(2007年)。映画『フライ,ダディ,フライ』(2005年)でも共演した、堤真一さんとの真逆の関係もいい。傑作。
“動く壁”となって要人の警護にあたる、警視庁警備部警護課第四係の面々の死闘と苦悩を描いた物語。過去のトラウマからある特殊能力を身に付けたSP・井上薫(岡田さん)と、その仲間たちがテロリストに挑む。
映画でも、『図書館戦争』シリーズ(2013、2015年)など、ヒット作多数の岡田さん。現時点での代表作というと、『永遠の0』(2013年)になるのかな。賛否はありつつも、日本アカデミー賞では8冠獲得。今となっては、三浦春馬さんの存在感をより感じます。
司法試験に落ちて進路に迷う佐伯健太郎(三浦さん)。祖父とは血の繋がりがなく、血縁上の祖父が別にいることを知った彼は、太平洋戦争で零戦パイロットだった実の祖父・宮部久蔵(岡田さん)のことを調べ始める。
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